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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:08 旅行の用意と、早い流れ
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従物語を言い聞かせてたのですが、気がつけばこの有様です。
 今日は二人が手伝ってくれたから、お部屋のお洗濯物も直ぐに干せましたし、フェイトやアリシアの晩ごはんの用意も出来ました。
 その上で出来た時間を、二人にあてて居たのですが……。

「心地よい日向ぼっこをしながらですと、眠くなっちゃいますねぇ」

 二人の頭を撫でながら。ふと、昔の事を思い出しました。

 ―――リニスゥウウウ、夢の中の私がフェイトを娘と認めないいぃいい!!

 ―――何のお話ですか!!

 こうして、あの二人を膝枕しながらお昼寝をしていた時に、そう言って走ってきた時があったなぁと。
 そして、お話を聞いた次の日から、偶にこんな夢を見るようになっては、二人で話をするようになって、それからでしたね。

 子煩悩が更に進んで、娘LOVEなプレシアになっていったのは。

 少し懐かしいですね。

 ……さて、大きなフェイトが来たタイミングでこの夢、ということは何か関係があるのかどうか。


――side流――

「ふーん、サトも旅行に行くんだー。あー、私も行きたかったなぁー」

「あ、あはは、それはまたの機会に」

 翠屋でのお仕事の休憩を頂きながら、美由希さんとお話を。
 元の世界での関係を考えると、未だにこうして仲良くさせて頂いてるのは不思議なような、申し訳ないと言うか……。

「うちはなのはだけ参加だもんねー。恭ちゃんはドイツに行ったきりだし、シルバーウィークにゃ晶もレンも助っ人で来てくれるとはいえ、寂しいなぁって」

「私も途中参加ですが、ちゃんとお土産も持って行きますので」

「えー、いいの? やった!!」

 小さくガッツポーズをとってる美由希さんを見て、こちらも嬉しくなる。

「そして、今度震離も連れてさ、どっか美味しいところ行こうよ……あとは、サトもよかったらって誘って、ね?」

「……えぇ」

 しゅん、とちょっとだけ落ち込むように口調が弱くなる。
 正直、サトさんは、あまり人と関わろうとしないけれど、それでも……こうして気にかけてくれる方が多い。今は弱っていても……やはり、人柄なんでしょうね。こうして人を惹きつけるということは。
 
 しかし、高町家の方々(・・)に思われるのはやはり―――

「あ、そうだ。なのはから映像見せてもらったんだけどさ。お父さん驚いてたよ。あの黒髪の女の子の動き、ウチっぽいって」

「……ぁー」

 目をキラキラとさせる美由希さんの視線が、すごく重い。それに、カウンターに出ていらっしゃる士郎さんも、こちらの様子を窺っている辺り、気になっているみたいですし……。

「未来からの来訪者で、とある人の関係人物なのですが、ごめんなさい。何処から歴史
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