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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:08 旅行の用意と、早い流れ
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してやろう」
「……へぇ?」
何気なくスバルが近づき、誘うも……震離は一転しての上から目線。そして、誘ったスバルからは考えられない程、低い声が漏れて。
「フフン。一応こんなんでも開発側ですからぁ? ハンデにしてはまだ甘いかなぁ?」
「へぇ。私と相棒だって、この前の事件以降強くなったんだもん。ね!」
『Alright.Buddy!』
おー、スバルとマッハキャリバーがすっごくやる気満々だー。
「さ、次の勝負はセカンドステージ。ゲートクラッシャーズをやろうか? タイマンで、両脇から門を壊して進み、真ん中の標的を先に壊した方の勝利。
でもぉ、すっごく簡単だからぁ? これ以上ハンデつけるとしたら、私が幼くなるくらいしないといけないけどぉ?」
「いいよー、それでやろっかぁ?」
煽りまくる震離に対して、カクンと首を横に倒して、すっごく静かにスバルは言い放った。初めて見る感じだから怖いわーって。
ふと、笑みを浮かべてるギンガと目が合って、そちらに顔を寄せて。
「……怒ってるんじゃないのあれ?」
「まさか。震離がワザと煽ってるのに気づいての対応だよ」
それもそうか、と気づいて私も笑ってしまう。いけないなー、変な事に気を取られてそんな事も気づけなかった。
「あ、そうだ奏? 次私と勝負しない?」
「このルールで?」
「えぇ、このルールでも良いし、フリーで普通に戦うのもありかなって。あんまり私と奏って模擬戦はあまり無かったしね」
「なるなる。いいよー、近づかれる前に焼き落とす」
「こちらこそ、焼かれる前に叩き込むんだから」
そこまで言って、お互いに笑う。
実を言うと、ギンガは苦手……というか。恋敵でも合ったせいか、妙に壁があったんだよね。加えて、ゆりかご戦の前のアレとか……色々あって、あんまりしっかり話したこと無かったと言うか……。
なんというか、今まで居ないタイプの友人が出来たなって。
『行っくっぞぉおおお!』
『フフフフハハハハハハ、私より速く標的を潰せるかし……やっべ早っ?!』
何やってんだか。
――side――
久しぶりに夢を見たと思います。いいえ、正確には最近はあまり見られなかった、ちょっと苦い夢を。
夢の中の私は、妙に設定が濃ゆくて……デュエル中や、店頭イベント用に出る為のアバターの様に猫耳と帽子をつけて、オマケに尻尾までついていました。
その上、夢の中の私が主人と思う人は、現実に置ける雇用主で、友人でもあるプレシア・テスタロッサです。
なぜ、わざわざフルネームかと言うと。
夢の中のプレシアは見ていて痛々しく、凄く不器用なのです。現実のプレシアも不器用な所はありま
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