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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:08 旅行の用意と、早い流れ
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て、心配そうにこちらを見つめるはやてさんを見て。
「へ、あぁ。言え何でもな……ちょっと、なんで手をワキワキとしてるんですか?」
「いや、疲れてるんかなーって。おっぱいもんで気を紛らわせてあげようかと」
「……いやぁ、もう。良いです」
「お、ええんか?」
「ちがいますー。そして、スバルは音もなく近づかない……ちょっと、目がマジで怖いんだけど、待って待って、すば……アーーーーー!!」
……はやてさんとは違った意味で気持ちがいいと思ってしまった自分が恨めしいです。
それから色々じゃれている時にふと、違和感……いや、変だなと思ったのが。戦闘の前後の響が、嫌に大人しすぎるという事。
最初の内は慣れない格好と、先輩の押しが強くいから大人しく……それこそ借りてきた猫のような感じだと思っていたんだけど、どうやら違うらしい。
良く良く観察していると、どうも何か考え込んでるようなそんな様子だった。何時もなら声を掛けてるけれど、先輩の膝の上……と言うより、近すぎるから声を掛けにくいし……。
それ以前に、それに気づくのは先輩のやることだと、私は思う。
だって、時折考えすぎて目付きが尖すぎる時もあるのに、それに気づかないのはどうなんだろうと思う。だって、女児と言うには険しすぎるし……。
ま、私達がいるこの場だから、何か考え込んでるんだろうけど……。
「そう言えば、響と奏と戦ったあの姉妹はどうしたん? てっきりお昼終わったら来るかなーって思ってたんやけど?」
「んー。テスト終わりで賑わってるブレイブデュエルの会場で先駆者として、いろんな人の相手をしてますよー」
はやてさんと、震離の会話を聞きながら、そう言えばと思う。
私とアミタ。その試合が済んだ直後、少ししたらまた会いましょうねと言ってたなぁと。
「ねぇ震離。夕方予定ってあるの?」
「んー」
少し考えるような仕草をした後に。
「服買う予定だったっていうのは言ったと思うけど、それ以降は各家庭に任せたから私と流は関われないなー」
「……ふーん」
関われない。ねー……。この子はもー……嘘吐くのが下手というか、なんというか……。その場合はデートとか、言い方があるでしょうに。
「さ、お昼休憩も終わったことだし、もう少し他の種類のゲーム競技してもらうよー。一応皆は未来から来たって設定なのだから!」
パン、と胸の辺りで拍手を一つ入れてからそう言う震離に対して、響はちょっと疲れたような顔をしてるのが可笑しい。
どうやら考え事も一段落ついたのか、はたまた一端置いとくのかわからないけどね。
「今度は震離もやろーよー?」
「ん? いいよー。六課時代を再現したカードがあるからそれで相手を……
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