蒼紅:第二十七話 電脳
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「くっ!」
雷撃鱗で防ぐGVにテセオが糸車を投げ付けて直撃させると戻ろうとする糸車をコピーして複数の糸車がGVに直撃する。
「がはっ!?」
「ほいっ!」
倒れたGVに再びビットからの攻性データの雨。
何とか起き上がったGVはダッシュで回避し、最後の一撃をホバリングで回避する。
「ちぇ…あれであぼーん出来ればメシウマだったんスけどねぇ…!!」
「悪いがそう簡単にはやられない!アンリミテッドヴォルト!!喰らえ、吼雷降!!」
「痛っ!?」
アンリミテッドヴォルトで強化された落雷をまともに受けたテセオは仰け反り、更に追撃で霆龍玉を受けてしまう。
「(ちょwwマジでヤバいんですケド…切り札…切るしかないっスかねぇ…?このまま攻撃を受けるとテセオさんがあぼーんしちゃいそう…しかもガンヴォルト、このままゴリ押すつもりらしいし…あ、体に罅入っちゃったんですケド…)」
切り札と謡精の力を使おうとした時、データの抜き取りが終わったらしくテセオは安堵して自身を転送した。
「それじゃあテセオさんとのバトルタイムはこれにて終了ーwwつってーwww」
「逃げるのか!?」
「だってテセオさんにはやらなきゃいけないことがまだまだあるんでーww暇人のアンタと違って忙しいんスよ。てなわけでテセオさんログアウトーつってーwww」
このままテセオは転送でデータ施設内から逃亡し、残されたGVは溜め息を吐いた。
『GV、大丈夫?』
「念のため、ここのメインサーバを破壊してから帰還する。これ以上、誰にも利用されないためにも」
G7は逃がしてしまったGVだが、あのダメージではしばらくテセオの戦線復帰は無理だろうと判断してメインサーバの破壊に向かう。
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