蒼紅:第二十七話 電脳
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)っスね?ま、テセオさんの用事が済むまでこの電脳世界でテセオさんの時間潰しに付き合ってもらいますケドwww」
膨大なデータの奔流をレーザーのように周囲に照射し始め、攻撃がランダムのためかGVは一度カゲロウを使わされる。
「くっ!」
「転送〜つってwwど〜んwww」
GVがレーザーをかわしてテセオに攻撃しようとするものの、既にテセオは背後に転送しており、糸車のようなビットからミサイルを放ってきた。
いくらか喰らってしまったが、雷撃鱗でミサイルを防ぐ。
次にテセオは糸車を投げ付けてGVにぶつけてきた。
それによりEPエネルギーが枯渇してオーバーヒートを起こしてしまう。
「ほいっ!これでどうっスか?」
糸車ビットから降り注ぐ攻性データの雨。
GVはオーバーヒート状態であったこともあり、まともに喰らってしまう。
「あwwwはwwwはwww〜www流石にこの空間でテセオさんとバトろうとか無謀なんですケドwww…うぇ?ファッ!?」
突如、雷撃を迸らせた鎖がいくつも飛び出し、テセオと機械群と爆弾を絡め取る。
「迸れ!蒼き雷霆よ!閃く雷光は反逆の導!轟く雷吼は血潮の証!貫く雷撃こそは万物の理!!ヴォルティックチェーン!!」
絡め取った鎖は複数を同時攻撃しているために攻撃力が最大にまで跳ね上がっている。
「痛ててててっ!!ちょwwマジ痛いんスけど〜www今のはテラ紳士なテセオさんもイラッと来たんで〜マジで行かせてもらいますよ〜www」
宣言通りにテセオの攻撃は激しさを増していく。
更に多くの機械群と爆弾を展開し、GVの動きを制限しながらレーザーによる集中放火を浴びせてくるだけでなく、自身をGVの前に転送させて糸車とミサイルを叩き込んでくる。
「(こいつ、ふざけてはいるが、こちらの動きを制限しつつチャージが追い付かない程の攻撃を仕掛けてくる…実力は本物か…)」
チャージが間に合わなければチャージングアップで回復してやり過ごしているものの、ダメージが蓄積している。
「(これはちょっとばかし予想外っスね?紅き雷霆の劣化だと思ってたら意外にサポートスキルも揃っていて器用で驚いたっスよ。このままだとテセオさんの攻撃が見切られるのも時間の問題かな〜…でも時間も後少し…ここで押し切らせてもらうっスよ?)」
テセオもまた蒼き雷霆の紅き雷霆とは違う強さに驚いており、自分の攻撃が対応され始めていることに何時ものおちゃらけた雰囲気を消して超(スーパー)マジモードになる。
「ほいっ!ど〜ん!!」
ビットからミサイルを発射し、GVはそれを回避するものの、事前に予測していたテセオはビットをコピーしてGVの背後にビットを展開するとコピービットからミサイルを発射させる。
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