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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:07 世界のおさらいと、フローリアン姉妹
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とも思える射撃を考えるともっといってる可能性がある。
 
 でも、だ!

『カナデ!!』

 稲妻のような何かが駆け巡ったかと思えば、自然と腕が動いた。

「はい、左手上段!!」

『Feuer.』

 瞬間的に拳銃から、ライフルへと形態を変更させると共に、抜き打ちで速くて重い一打を放つ。そして直ぐ様、拳銃へと戻して迎撃へ思考を向ける。
  
「……っ?!」

 ニヤリと、口元が緩んだのが分かる。手応えはあったんだと分かったから。
 事実、この弾幕のフィールドがゆるくなったのが目に見えて……いや、体感で分かったのと、先程まで影すら見えなかったアミタの姿が一瞬見えた事。
 それに合わせて。今度こそ銃口を前に向けて踏み込んで。

「撃って!!」

『『Gespenst Linie!!』』

 即射で近距離砲撃魔法を放ち、弾幕に穴を開けてその穴を潜り抜けると共に。

「行くよ、アミタ!!」

「う、く、どうぞ!!」

 苦い返事をもらいながら、彼女を追い掛け銃口を向け―――

『WINNER アミティエ!!』

「「……は?」」

 お互いに変な声が漏れた。

――side響――

「アッハッハッハッハ、なるほど。まだまだ感覚の違いは強いなーコレは」

 画面の向こうで、奏が納得出来ないように呆けて、そんな奏と戦ったアミティエと呼ばれる女の子は狼狽えてる。
 片やこれから面白くなる所で、片やなんで勝ったのか理解出来ていなくて。

「……うん。奏の敗因はダメージ上限を把握しきっていなかったことだね」

 隣に座るフェイトがちょっとだけ残念そうな顔でそう告げると、はやてさんも大きく頷いてる。

「そや。360度の弾幕を防いで徐々に削られていたのが、気がつけばレッドゾーンへ。そして、起死回生の一手を撃った時までは良かったんやけど、その後穴を開けて踏み込んだ時、完全には落としきれなかった残りに被弾した結果……削りきられて負けてしまった、残念やねー」

 はやてさんも冷静に分析して苦笑い。というよりも。

「……これからいい勝負になりそうだったのにねー」

「そうねー」

 この場に居る全員があんまり納得出来てない様子だし。

 丁度、画面の向こうの奏とアミティエは震離から説明を受けてる最中らしく、一通り話を聞いた後。

 奏ががっくりと項垂れて、アミティエもまた、納得出来てない様子で天を仰いだ。

「……ま、実践だったら続行してたけど、こういうゲームだもの仕方ないねー。さ、準備始めるわー」

「うん、頑張ってね響?」

「あいあい、勝てたら良いなーってくらいで頑張りますよ。ありがとう御座いますね、フェイトさん」

 と、フェイトと軽いい
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