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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:07 世界のおさらいと、フローリアン姉妹
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「えぇ、楽しいね!」
私も同じなんだということ。
今までガンナーというか、似たポジションの人と戦ったことは沢山ある。六課に来てからはなのはさんや、ティアと戦った事もあるし。
だけど……。
「「こんなに似たスタイルは始めてだ!」」
声もセリフも被って、お互いに笑ってしまう。きっとアミタのスタイルを考えると、この戦い方は間違ったものなのだろう。動きやすそうな格好に、アミタの持つ銃のバレルにはブレードが付いてるところから察するに、接近戦もこなせる万能型の射撃寄りなんだろう。
だけど、わざわざ私を指名して、こうして戦っているということは。
派手に撃ち合ってみたかったんだなということ。しかも、実力も拮抗というか、近いから余計にだ。
それに……。
銃型デバイスを持ってて、こんなふうに撃ち合う事なんて、誰しも一度は考えるだろうしね。
だが、そろそろ……。被弾覚悟で、私も前を窺って踏み込む時!!
でも。
「……?」
身を屈めて踏み込もうとした瞬間。ガチンッ、と聞こえた。
「行きます!!」
―――何を?
と言うよりも先に、四方八方から音が聞こえた。それはトリガーを引いたような音。だが、それは一発二発程度ではなくて、何重にも重ねた音。
コレが意味するのは―――
「……嘘」
アミタがかき消えたかと思えば、周囲をスフィアが取り囲んでいるのが見えた。そして、それがこちらに向って一直線に。
「……ヤバ」
ガンスピンさせて、360度から襲い来るスフィアを迎撃するが。絶えずトリガーを引く音が聞こえる。それに合わせてスフィアは増えては真っ直ぐ来るのが分かる。
舐めていたわけではない。侮ってたわけではない。ただ、勝手に勘違いしてしまっただけだ。
重厚とも言える程の密度の弾幕、いや、雨に晒されながらも、ギリギリを維持して考える。
いつか目指して挫折したスタイルが眼の前で動いている。高速移動からのスフィアの順次設置。だが、高速過ぎて、時を止めたかの様に展開される弾幕。
いやいやなんというか……。
格好いいと私は思う!
『対象補足』
『何時でもいけますわ』
有り難いと思うが、その一手を打つにはちょっと早い。絶え間ない射撃に今防ぐので一杯一杯だが、このデバイス達は言われずとも自分の役目をしっかり果たしてくれたらしくて助かる。
しかし―――
―――コレは、キツイ!!
カラクリさえ分かれば倒せる術は用意出来る。だが、それにしては、後手に回ってしまった自分が恨めしい。今、どれだけのスフィアを捌いているのか、もうわからないんだ。
数発程度ではない。20、30……いや、同時
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