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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:07 世界のおさらいと、フローリアン姉妹
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か引っかかるところがあったから、新規に作ってとりあえず使用してもらう事に? だったら、何故私の分がある?
 一応、キュオンさんから渡されたエクスがある以上必要は無いはずだが。あ、だからかな?
 
 でも正直、面倒な問題が増えたなーって。

「……はぁー……」

 ダメだ、久しぶりに面倒くさすぎてため息まで漏れる始末だし。

『たーのもー!』

『震離の手は空いてますかー?』

「……ぅわ」

 ため息は居た直後だったせいで、一瞬反応に遅れた。モニターを覗き込むと、そこに映るのは。

「ありゃ、アミタにキリエだ。どったの、学校は終わったの?」

『はい! 今回も会心の出来です。コレで旅行もブレイブデュエルも憂い無く出来ます!』

『だ、そうよー。あたしも問題ナッシングー。で、相談なんだけど。あたしたちにも未来からの来訪者と遊んでみたいんだけど、どうかしらって相談を』

「……あー」

 元気いっぱいのアミタと比例して、ちょっと落ち着いてるキリエ。そして、その相談を受けて、ちょっと考え込む。昨日はフリーバトルにしていい勝負をしたとは言えだ。本来の経験値を考えるととてもフェアにはなってない勝負。
 でもなー……他のルールだと、ボロが出そうなんだよねー。まだ幼いっていう体の響と、ここには居ないはなならともかく、他のメンツでそれは不味いし。

『可能ならば。是非フリーバトルで、白いガンナーと勝負をしたいです!』

『あたしも黒髪の実剣……刀使いっていうのかしらん? その子と勝負してみたいわー』

 人の心配ガン無視か!

 まぁ、だけど。二人が良いなら、それで良いのかなー?

「……どっちも強いけど良いの?」

『強ければ強いほど、燃え上がります!』

『んー。震離がそう言うなら、勝ったら何かご褒美が欲しいなーって。ダメかしら?』

「……ご褒美。ふむ」

 拳を振り上げるアミタ、そして、人差し指を頬に当てて首を傾げるキリエ。

 それを聞いて、ちょっとだけ魔が刺しまして。

「勝ったら、私が責任を持って期待に添えるように尽力するってので、どう?」

 ニヤリを笑って見せると、アミタは特に気にしていないのか普通の様子で首を傾げて。対してキリエは。

『それは、何でも(・・・)で、出来る限りしてくれるという事で良いのよね?』

 人の悪そうな笑みを浮かべて、互いに笑う。

「いいよー。私も頑張るからさ。ユーリや、シュテル、レヴィは王様にべったりだからねー。希望に添えるよう頑張るよん」

『ふふふー。色々試したいものとかあるのよねー。そして、黒髪ロングって案外珍しいしね』

『……き、キリエ? 震離? あの……?』

「『フフフフフフ』」

 
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