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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:06 一晩経って、実感する違い
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って説明したとは言え、そこで驚いたら不味いしなー。
「ごめん。先に出るねーごちそうさま」
「えぇ、行ってらっしゃい。お気をつけて」
めっちゃ後ろ髪引かれながら、上着を羽織って外へ出て……深くため息。私達でさえも最初驚いたのに、ギンガやスバルだともっと驚くだろうしなー。でも、それをされたら困るし……。
さっさとレンタカー借りて行こう……。皆に逢えたことは嬉しいけど、本当にそのへんが大変だなーって。またため息が漏れたし。
あ、そう言えば。今回来た皆は温泉旅行へ行くんだろうか? そうすると色々服を買う事を考えないといけないけど……。
ま、いいか、その辺は各家庭の事情を聞けばいいだけだし。
さぁ、今日も忙しくなるぞー……って、あぁ、太陽……がめっちゃ眩しいわぁって。
――side響――
「さ、着替えにくいだろうから、手伝うよ?」
「あの、フェイトさん。ちょっと……」
ジリジリと、フリルをふんだんに使った白いワンピースを見せながら近づくフェイトさん。もう少ししたら、震離が迎えに来るので、それまでに準備を……着替えをするだけのはずが。
現在、フェイトさんに部屋の隅に追い込まれております。
……いやあの別に着る必要性は皆無なんです。リンディさんも既に出勤して居ないし、アルフもはなと一緒に散歩に行ってしまったし。仲良くなったことは良いことだなーと。ちゃんとアルフと留守番するようにって伝えてはある。
だから、デバイスである暁鐘と晩鐘を起動してバリアジャケットを纏えば良いんですよ。だって、不必要に女性者着る必要ないし。現状女児の姿でも根っこは男だし! 昨晩はどうしようもないから着ただけですし!!
それなのに!
「……暁鐘と晩鐘を返してもらっても?」
「だ・め」
ものすごく良い笑顔で言われました。くそう、デバイスをフェイトさんに抑えられてしまったのは予想外。朝起きて、手元にないのは、はなが持ってるからかなーと考えてたらコレですよ。
しかも、今でこそまだ距離があるとは言え、気を抜いたら一瞬で詰められそうだし。
いや、落ち着け俺。なんか手は無いか? 何か……何かフェイトさんを一発でご機嫌に出来る何かが!
……そもそもなんで機嫌が悪かったのか理由が全然わかんないんだよねコレが。
「あのー?」
「何かな響?」
いつもの様な優しい笑顔のフェイトさんを見てホッと胸を撫で下ろす。後は対応さえ間違わなければ。
「だ、誰も見ない訳ではない
ですし
(
・・・
)
。流石にそういうのはちょっと。なのでフェイト
さん
(
・・
)
。デバイスを返して頂けると」
「さ、覚悟決めよっか?」
なんでや?! さっきよりも圧が強くなったん
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