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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:06 一晩経って、実感する違い
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やてさんからのツッコミを受けつつ、視線を皆の方へ向けると。スバルは爆笑しすぎて息が出来てないし、奏とギンガは可愛いものを見てるみたいにちょっと喜んでる。
そして、はやてさんは。フェイトさんとサムズアップしあってるし……。
って、違うわ。問題はそこじゃなくて。
「そうなると夕方までには皆を返さないとなー。まさかそこまでシルバーウィークのことを楽しみにしてるとは思わなんだよ。まぁいいや、さ、研究所行って色々話すことがあるから行こうかー。
あと、スバルそろそろ息しないと死ぬよ?」
はーっとため息が漏れる。実を言うと、元々シルバーウィークに合わせて3チーム+αとその保護者会で旅行に行く予定があった。
というのも、ブレイブデュエルのシステムに新たな追加機能の基盤とメンテをするのと、常に各ショップの名物プレイヤーとして活動してる皆に御礼を兼ねての事だ。
最近は各チームと、初心者勢のお陰で全国までブレイブデュエルの噂が駆け巡ったからねぇ。海外展開も目指して色々動いてるし。
だから、コレを開発したグランツ博士の元に色々資金が来るらしく、ブレイブデュエルを広めてくれた各人に御礼をしたいという事で今回の旅行の話が持ち上がったんだけど。
自然に平行世界組も参加することになってるのは面白いなって。
いやぁ、まぁ良いんだよ。それは……私たちも遅れて参加するつもりだったけど、ジェネレーターに負荷が掛かった関係で調整しないといけない訳だから良いんだけど。
しかし、響はあのままなのかなということと……明らかにフェイトさん怒ってるけど、何かあったのかな?
皆、それに気づいてるせいで余計に響を見て笑ってるけど……明らかにフェイトさんの事には触れてないしね。特にはやてさんなんか、一目見て察して完全に流す構えをとったのは凄いなって。
しかし、妙だなと思うのが一つ。
なんで響ってば、あんなに恥ずかしがってるんだろ?
今更なのに
(
・・・・・
)
ね。
――side流――
「いやー。昨日見せてもらいましたが、私もとても熱くなれました!」
「って、学校でも言ってたから。キリエ凄く疲れたわー。KSTよー……」
「フフ、なら。今回は私が奢りましょう。私の知り合いが迷惑を掛けたということで」
白いカチューシャに、腰まで届く赤い髪を三つ編みにしたアミティエ……通称アミタと、ふわりとした腰まで届く桃色の髪のキリエの、フローリアン姉妹に私から紅茶とシュークリームのセットをプレゼント。
昨日、本来ならこの姉妹もテストプレイに参加する予定が、学校の中間テストと被っていたらしく、今回のテストは涙を流したらしい。
そして、テスト勉強を終えて戻ってきた時には入れ違いで皆さん帰った直後だったみたいですしね
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