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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:06 一晩経って、実感する違い
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たらしく顔をあげて。
「あ、響もフェイトもはなもさ。今日はお家にいるの?」
フェイトさんに顔を向けて質問を投げる。フェイトも気になってるらしく、そわそわした様子でこちらを伺って。
「ううん。一度飛んだ皆で集まる約束してるから。昨日の研究所にいると思う」
そう伝えると、話を聞いてた二人の顔が明るくなって。
「じゃ、夕方予定を空けててね? 色々準備したいものがあるから、ね!」
「うん。フェイト姉さんも響も一緒に準備しようね。それじゃあリンディさん。行ってきます!」
「はい、いってらっしゃい。車には気をつけるのよー?」
「「はーい!」」
元気よく手を振る二人を見送りながら、色々準備という言葉が分からなくてフェイトさんと顔を見合わせて首をかしげる。そのままリンディさんの方を見ると。にこやかーに笑って。
「フフ、まだ秘密……と言っても、直ぐに分かると思いますけどね。それじゃあ私もお仕事に行ってきます」
「あ、はい。いってらっしゃいです」
ちょっとぎこちないフェイトさんが、リンディさんを見送る。なんというか、癖でリンディ母さんと呼びそうになる辺り、まだ慣れてないんだろうねー。今まで呼んでて突然変えろって言われても難しいよね、そりゃ。
そんなリンディさんが出ていったのを確認してから。
「……所で、フェイトさんはなぜ怒ってらっしゃるの?」
「……知らないです」
……唯一の理解者が何故怒ってるのか分からなくて、大変だな……と。
――sideギンガ――
久しぶりに聞いた音だった。母さんが朝食の支度をする穏やかな音で目を覚ました。時折聞こえる母さんの鼻歌を聞きながら、寝起きだと言うのに胸が暖かくなるのが分かって。
ふと、視線をスバルの方へ向ける。そこには嬉しそうにはにかんだ顔をしながら眠ってる。その目元は涙を流した後がついてたけど、それは悲しくて泣いたわけではなくて、懐かしくて泣いたんだと分かる。
私も昨日の晩眠る時に泣いちゃったしね……。
ただ、ちょっと変だなーと思うのが、小さなスバル達の事を考えるとそれなりに騒がしそうな筈なのに、全然静かなのがちょっと驚きで……って。
「……え、8時前?!」
慌ててスバルを起こしました。
――――
「「母さん、ごめんなさい」」
「気にしない気にしない。さ、食べましょ」
全然気にした様子がない母さんと共に、居間で朝食を取る。震離から貰った蒼いジャージをスバルが、私は紺色のジャージを着てる。と、言うのも。後々買うから居間はコレでごめんねと先に言われている。
ただ、本当は朝起きて一緒に朝食を作ろうと決めてたはずが、まさか寝坊するなんて……。朝の訓練の
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