暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:06 一晩経って、実感する違い
[1/15]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
――side響――
「……じぃー」
「……ぁー」
朝食のトーストを頂きつつ、向かいに座るフェイト
さん
(
・・
)
からのジト目から顔を逸らす。
と、言うか本当に勘弁してください……。俺のHPというか、精神ポイント既に枯渇してるんですよ……。
「大っきなフェイトがいるのに学校なんてー……もー」
「お姉ちゃん? 大きな私や、響から色々お話聞きたいけど、学校にはいかなきゃ、ね?」
「わかってるけどー、もー」
隣に座る
フェイト
(
・・・・
)
が、アリシアを宥めるけど、それでもまだ唇を尖らせている。ちなみに俺の反対側に座るはなはと言うと。
「……! ……!!」
夢中でご飯を食べていました。フェイト
さん
(
・・
)
曰く、まだまだ融合騎として活動の日が浅いせいか、食事を凄く感動して食べるらしいとの事。
冷たいこと考えるけれど、今までデバイスというかAIだったのもあるんだろうなぁ。食に感動することは良いことだ。
「……じぃー」
……うーん。フェイト
さん
(
・・
)
の視線が凄く刺さる……。
理由は分かってるんだ理由は。他の家というか、小さな自分の呼び方はまだ分からないけど、フェイトと小さいフェイトの分け方はシンプルでした。
小さなフェイトから、フェイト
さん
(
・・
)
には、普通にフェイト姉さんと。逆にフェイト
さん
(
・・
)
からは、シンプルにフェイトと呼び捨てるようになった。
唯一アリシアだけ、大っきなフェイトと読んで、プレシアさんや、リンディさんはフェイトさんと呼ぶ。
で、問題が俺なんだけど……。小さなフェイトを、普通に呼び捨てに。そして、大きなフェイトを、さん付けで呼ぶように戻した。
その結果が……。
「……じぃー」
「……あのー、フェイト……
さん
(
・・
)
?」
「……む」
……すっごい不機嫌になってしまわれたんですよねー。いや、心当たりはあるんだ。
多分、昨日客室で一人で寝た事なんだろうけども。俺も本当はそちらで寝たかったんだけど、昨日殆ど寝間着に着替えてから恥ずかしいという記憶以外殆ど覚えてないんだよね。気がついたら寝てて、起きたら朝でっていう感じだし。
ただ、何をどうしたのかわからんけど、小さなフェイトと、アリシアの部屋ではなを含めた4人で寝てたのは何故だろうって。
そして、朝起きて着替えつつ、髪縛ろうとしたら、早番だと仕事に行く前のプレシアさんが結ってくれたのは正直驚いた。
丁度着替えるのに手間取ってたときだったので……すげぇ助かったし。
「ごちそうさま。お姉ちゃん。行こう?」
食器を片付けながら、未だに唇を尖らせてるアリシアに声を掛けるフェイト。その声を聞いて、重い体を動かすと、何かを思いつい
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ