第六章
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それで二人そして老軍人の前に劣勢を強いられてだった。
三分もしないうちに敗れた、坪内の聖属性の術を止めに受けた彼はこと切れる中で呻く様に言った。
「馬鹿な、この私が」
「上には上がおるんや」
その彼に坪内が答えた。
「そやからや」
「私を破ったというのか」
「今の通りにな」
「悪魔より強い人とは・・・・・・」
悪魔はこのことが最後まで信じられなかった、だが。
仰向けに倒れたままこと切れた、その時には悪魔はもう山に殆ど残っておらず軍隊が来ても残敵掃討であった。
老軍人は全てが終わると二人にとびきりのワインをご馳走してから話した。
「これでよしだ」
「この場を牛耳ろうとする悪魔が倒れて」
「それでだ」
まさにというのだ。
「これ以上はないまでにだ」
「よかったとですか」
「ここで言おう、何と礼を言えばいいかわからない」
「いえ、そこまでは」
「言わざるを得ない」
こう坪内に答えた。
「諸君等にはな、しかし」
「しかし?」
「貴殿達は並大抵の者ではないな」
こう二人に言うのだった。
「冒険者でも、わしは多くの戦場を巡ってきたが諸君等程の強さの者は久し振りに見た」
「久し振りにですか」
「そうだ、君達は一体」
二人を怪訝な顔で見て思った、だが。
「ここで倒してくれる」
「ならやってみよ、私はこれまでの悪魔と違うぞ」
悪魔はこう言って三人に対して身構えた、そのうえで戦闘に入ったが。
どの者も魔神や彼等と敵対する上級天使を超えるレベルにある星の者達である坪内そして田山の敵ではなかった、確かにアークデーモンは強いは魔神程ではないのだ、魔神を王とすれば彼は将軍に過ぎないからだ。将軍は王に仕えるものだ。
それで二人そして老軍人の前に劣勢を強いられてだった。
三分もしないうちに敗れた、坪内の聖属性の術を止めに受けた彼はこと切れる中で呻く様に言った。
「馬鹿な、この私が」
「上には上がおるんや」
その彼に坪内が答えた。
「そやからや」
「私を破ったというのか」
「今の通りにな」
「悪魔より強い人とは・・・・・・」
悪魔はこのことが最後まで信じられなかった、だが。
仰向けに倒れたままこと切れた、その時には悪魔はもう山に殆ど残っておらず軍隊が来ても残敵掃討であった。
老軍人は全てが終わると二人にとびきりのワインをご馳走してから話した。
「これでよしだ」
「この場を牛耳ろうとする悪魔が倒れて」
「それでだ」
まさにというのだ。
「これ以上はないまでにだ」
「よかったとですか」
「ここで言おう、何と礼を言えばいいかわからない」
「いえ、そこまでは」
「言わざるを得ない」
こう坪内に答えた。
「諸君等にはな、しかし」
「しかし?」
「貴
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