暁 〜小説投稿サイト〜
蒼と紅の雷霆
蒼紅:第二十六話 天塔
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

「何だ…!?インフィニティヴォルトを使っていないと言うのに体に力が漲る…!しかし理由は分からんが、今は好都合だ…!」

今のパワーアップしているソウにそれは致命的な隙となってソウに反撃のチャンスを与える。

マッハダッシュを利用して縦横無尽に移動しながら強化されたショットの連射を当て続ける。

弾速も連射速度も大幅に向上しており、瞬く間にニケーの体力を大幅に削っていく。

「くっ…これ以上はさせませんっ!」

ニケーも最後の力でドリルを放つ。

「迸れ、紅き雷霆よ!閃くは破滅の雷光!紅雷の刃よ、敵を斬り裂け!ギガヴォルトセイバーーーーッ!!」

ソウも全力のSPスキルで迎え撃ち、雷刃波は髪を容易く両断してニケーに直撃させる。

雷刃波をまともに喰らい、限界を超えたダメージによって体が崩壊を始めた。

「っ…こ、ここまででスか…ですが、ソウ…これだけは言わせて下さい…自分の気持ちに…正直に…向き合…」

ニケーは最後まで言い切れずに暴走した紅き雷霆の力に飲まれて消滅し、残った宝剣も砕け散り、ミラーピースのみが残った。

『お兄さん…』

「………心配するな、ミラーピースは全て取り返してやる」

『うん、ありがとう…そして、ごめんなさい…』

ニケーとの会話を聞いていたシアンは自分がソウの心の自由を奪っていることを知って、感謝の言葉と共に謝罪した。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ