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Duel:05 他のお家の場合、夢の中の私と
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――sideはやて――
「……なんか。はやてが二人居るのは……落ち着かない」
その言葉を皮切りに、ヴォルケンの皆が深く頷いたのが見えて……。
「「あ、あはは」」
小さな私と二人で笑う事しか出来へんかった。
ことの発端は少し前に遡るんやけど。
震離が運転するワゴン車に揺られて小さな私とヴィータ、そして私の三人はこの世界のお家へと送り届けられた。
そこは夢の中で見たことのある古書店。古風的な雰囲気のある静かそうなそんな場所。
トテトテと歩く小さい私の少し後を慌てて追いかけるヴィータ。何度もこちらに視線を向けては、直ぐに逸してるのを見てると。夜天の書が起動して皆と初めて出会ったあの時を思い出すなぁと。
向こうからやとどう接して良いのかわからないんやろうけど、実は私も難しいんよね。こちらは知ってるのにーというのが強くてなぁ……。
だけど、そんな事考えは一瞬で吹き飛んだ。
小さな私を出迎えようと、奥からパタパタと走ってきた銀髪の女性。それは、あの雪の日に別れた―――
「……え、はっ?! 主が……分裂しておっきくなっ……た……?」
「「なんでやねん」」
……こんなにポンコツやったっけなーって。
その後も、シグナムやシャマル、ザフィーラと会って皆が一同に驚く中。小さな私が説明をする。少しだけ異なる歴史を辿った未来の私が事故で来てもうたって。
だけど、皆の表情が優れなくて話を聞いたら。
「……なんか。はやてが二人居るのは……落ち着かない」
ヴィータのその言葉を皮切りに、ヴォルケンの皆が深く頷いたのが見えて……。
「「あ、あはは」」
二人で苦笑い。しかし、このヴィータの発言から察するに。
「んー、やっぱり私違う所泊まろうか? なんか皆困っとるみたいやし」
「……えっ?」
ヴォルケンの皆が固まった。それは言ったヴィータも。
「……せめて一日だけでも、あかん?」
小さくとも流石私。意思の疎通は完璧や。でも私も小さな私と話を……。
なんて考えてたら。
「ち、違う。おっきなはやてと話ししたいんだけど、どう言い分けて良いかわかんないだけで、出てけってわけじゃない!」
半泣き気味のヴィータに。
「そうです! せっかく大きなはやてちゃんが居るなら、色々出来ますし!」
慌ててそれに相槌を打つシャマル。
「そうですとも! 我ら騎士一同歓迎です!」
ザフィーラも。
「我ら騎士と同世代の主を先に見れることは良いことです!」
アインスも叫ぶ。
「……ということなので、是非泊まって下さると我ら騎士一同は喜びますとも」
苦笑するシグナムが最
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