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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:05 他のお家の場合、夢の中の私と
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ね。ギン姉?」
「……うん」
嬉しそうに頬杖を突く母さんを見ながらスバルと目を合わせて頷く。でも……。気を抜くと泣いてしまいそうだ。
「ぅー、明日学校休みになればいいのにー!」
「スバルー無茶言わないの。終わったら沢山遊べるでしょー?」
小さなスバルとディエチがそんな会話をしていて。そうか、と思う。この世界の皆は普通に子供で学校に通ってるんだって。
私達の小さい頃って通信教育だったし、訓練校に通うまではあんまり友達も居なかったなーって。
「それに明日と、明後日を超えれば、待ちに待ったシルバーウィーク。そして、旅行だ。楽しみではないか」
「そうねー。沢山の人と温泉旅行楽しみね」
チンクと小さな私の会話を聞いて、そう言えばそんな事を震離が言ってたなって。
曰く、今日戦ったメンツとそのチームメイト合同でちょっとした温泉旅行へ行くことになってるんだーって。
「スゥねーちゃんと、ギンねーちゃんも一緒に行こ?
七
(
・
)
も行くって言ってるし」
「う、うん。余裕があるなら参加したいなーって」
あははと笑って応えるけれど、その中で聞こえた
七
(
・
)
という人物の事を考えると、ナンバーズの7、セッテの事なんだろう。
確かナンバーズの大半はいるけれど、セインとオットー、ディードは海外にいるって言ってたっけ。
何とか写真を見てみたいなぁって。
気が付けば食事も終わり、小さいスバルや、ウェンディは慌てて宿題に取り掛かってる間に、私とスバルは食器の片付けの手伝いをしながら。
「ごめんね。二人共。それにしてもあのスバルがこんなに大きくなるなんて、母さん感激だわ」
「……うん、一杯食べて一杯体動かしてるから。そのせいかな」
ぎこちないけど、嬉しそうに母さんと話すスバル。そんな二人を見ながら私も嬉しくて。
「そうだ。チビ達の部屋にって思ったけど、今日は二人共私の部屋で寝ない? 色々……差し支えない程度に未来のお話を聞かせて欲しいわ」
「「喜んで!」」
些細な会話が嬉しくて、それがとっても懐かしくて……。
「ということであんまり差をつけないからそのつもりでね? さ、お風呂入っておいで。さっき震離ちゃんから、いくつか洋服や下着もらったから着替えは心配しなくていいわよ」
い、いつの間に……。だけど、洋服とか無いと困るのは確かだし、次あったら御礼言わなきゃね。
「あ、ギン姉さん。我が盟友から写真が送られてきたんだが、この人物を知ってるのか?」
「へ、えーっと……あら、可愛い!」
チンクの持つ携帯端末の画像を見ると、思わず口から漏れちゃった。真っ白なネグリジェを纏って髪を下ろした響。そして、それを見て隣で爆笑してるスバルと、状況
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