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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:05 他のお家の場合、夢の中の私と
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ありがとうなー、妹ー、いいお湯やったでー」

「それは良かったわー。あ、アリシアちゃんから連絡で、黒髪の……せや、響ちゃんの写真が来たんやけど」

「へーどれどれ……ブフッ!」

 全力で吹き出しました。膝下まで伸びるフリルがたっぷり付いた真っ白なゴスロリネグリジェ。スカートの裾を抑えて少しでも下に下にしながら、真っ赤に俯いてる。
 しかも普段とは違って髪も縛って無くて、下ろしてるせいで何時もと雰囲気が異なる。しかも真っ黒の超ストレートのせいで凄く白いネグリジェがよく映えてるのが……。

 ほんま面白くて吹き出してもうた。

 だからこそ……。

「あ、明日から……フフフ……いろんな……ブフッ、服着せようかな」

「? なんで爆笑してるのかは置いといて、ええなぁそれ。皆は学校やけど、私は書店に居るからこっちに来てくれたらええしね。色々用意しておこー」

 ハイタッチを交わす中で、ヴィータだけは、画面の響を可哀想に見とった。

 せやけど……。

「……んー。なんかサトに似てるような?」

 その言葉を聞き逃してしもうたのが痛かったと、後の私は後悔した。
 


――sideギンガ――

 震離から注意点を受けた時、驚いた反面。とっても素敵だなと思えた。

 ナンバーズのあの子達もこの世界では普通に生きて、暮らしているんだと。

 それは私やスバルは多少の換装はあるものの成長(・・)することは出来る。だけど、ナンバーズの子達は違う。多少の生理現象は残っているものの、それでも体の成長は出来ない。多少の違いはあれど、生まれたときからずっと同じ姿で生きるということ。

 だから、こういう可能性もあったんだと頭の隅に入れておいて欲しい、と。

 そして、どうか。この世界の家族の関係をしっかり考えてね、と。

 ただ……スバルには徹底的に何かを教え込んでたのが印象的だったなぁって。

 ――――

「……すっげーっす!!」

「コレは驚いた。ギン姉がすっごく美人な人に。スバルも更にイケメンになってるなんて」

「ギン姉もスバルねーちゃんも格好いい……」

「姉上とスバルであれほど伸びているならば、私の成長期もまだ可能性があるな」

 話は聞いてたし、小さななのはさんや、フェイトさん、ティアナを見てきたからある程度覚悟はしていたつもりだけど……。まさか、ウェンディや、ディエチ、ノーヴェが幼くなってるのは予想外で、皆良い子そうだ。
 ただ、ごめんね。チンク。
 多分きっともう……チンクの成長は望めないかなぁって。人知れず涙が零れそうになった。

「でっしょー? 大っきな私も、ギン姉もすっごく格好いいでしょー? ねぇギン姉?」 

「うん。その上すっごく強かった
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