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Duel:05 他のお家の場合、夢の中の私と
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後にそう締めくくると。皆が大きく頷いて……。
「……平行世界でも皆は皆やなぁ」
それが可笑しくて。つい笑ってもうた。
何よりも、もしアインスが居たらこんな風だったんやろうなぁって。
「そしたら……どないしようか、未来の私?」
「どうしようなぁ。ちっこい私?」
少し考えるけど、私は別になんでもええんやけどねー。ちっこい私にはやてって呼ぶのもちょっと違和感あるけど別に全然かまへんし。
「あ、じゃあ……大姉やんってどう?」
「……どっから姉やんってきたん?」
「王様を、ディアーチェを冗談で姉やんって呼んでるんよ。そこからとって大姉やん。どうやろ?」
……少し考えて。ひらめいた。
「なら、私も妹って呼ぼうかな。目指せ打倒テスタロッサ&ナカジマ姉妹&緋凰しま……ブフォ!」
三組目をいい切る前に、今頃女の子扱いされてる響を想像して、思わず吹き出してもうた。あかんあかん。きっとあっちはあっちで大変な事になっとるはずやのに……吹き出してる場合ちゃうわ。
コホンと咳払いをしてから。
「まぁ、それは良いとしても。じゃあ私……同じ声やからこっちじゃ私はうちって呼ぶよ。そして、小さな私は……なんて呼ばれたい?」
「んー、あんまり考えたことはないんやけど。妹ーでええんちゃう?」
「雑やねー。でもまぁそれでええか。よろしゅうな妹?」
「こちらこそ大姉やん?」
お互いに笑い合う。傍から見れば変な風に見えるかもしれへんけど、それでもや。もしも、私に妹が居たらこんな感じにしてたんかなぁって。
で、や。
「……で、未来のヴィータはナイスバディ?」
「……ノーコメントで」
あ、ヴィータが膝ついた。あ、泣いた。アインスが慰めてる。
――――――
「……海鳴の頃のお家とはえらい違うなぁ」
カポーンと先にお風呂をどうぞって言われて先に頂くことに。私も手伝おうかー言うたんやけど、初日くらいはお客様待遇でって事で今回はそれに甘える事に。
それにしても立地場所もぜんぜん違うし、こっちは都市部というか、本屋の都合もあるからビル街の中で、私達が住んでたのは普通に住宅街やったもんなぁ。えらい違いやで全く。
ゴシゴシと体を洗っていると、トン、トンと、お風呂場の扉が叩かれて。
「はーい?」
「はやて……姉ちゃん。一緒に入っていい?」
「ええよ。おいでー?」
ふふ、なんやヴィータに姉ちゃん呼びされるとくすぐったいわ。
「お邪魔……します」
「はいどうぞー」
と、入ってきたはいいものの、コレと言って会話は無くて、自然な流れでヴィータの頭を洗ったりして、そのまま一緒にお湯に漬かって。
「……あの未来
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