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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:04 世界が違っても、貴女は貴女だと
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たから過去に飛ばされちゃったの?」
と、少し心配した様子のフェイト。一応補足を入れておこうかな。多分こちらのフェイトさんはアリシアさんを見て、普通にしていられるとは限らないし。
「何かあったと言うか。この前のヴィヴィオと同じ展開ですね。ただ、ヴィヴィオが来た時代よりも少し前なので……皆さんにはその事は伏せるように。もしかしたらあちらの未来が変わるかもしれませんから。
そして、フェイトの質問にはノーと答えます。ただ、こちらの貴女とは違って、あちらのフェイトさんはアリシアさんとは離れて……あぁ、留学の関係で離れてらっしゃるみたいですよ」
「そうなんだ」
「え、私留学?! バイリンガル!?」
カッと目を見開いて驚くアリシアさんを撫でるフェイト。さらにその光景を見た周りの空気が和らいだのを確認して。
「そ・こ・で。皆に相談です。こんな時間まで引っ張っておいてなんですが……」
改めてのお願いを伝えた際。皆さんの行動の速さに脱帽致しました。
――side響――
「え……な、んで?」
「いや、あの……冷静に考えてね? 俺が
俺
(
・
)
のままならいくらでも言えたかもしれんけど。今の姿……
女子
(
・・
)
になってる俺を指して。その……恋人っては言えないだろう」
あー、やべぇ言ってて恥ずかしくなってきた。
何とか平静を保てるのは……眼の前のフェイトがすっごく悲しんでるのが分かるからなんだろうなぁ。
「で、でも。家族って言えば何とか……」
「文字通り毛色が違いすぎるし。何より、フェイトのお姉さんを見て平静を保てるの?」
うっと息を飲んで項垂れた。そんな様子だからこそ一緒に居たいけれど。かと言って変な目で見られても困る。
しかし。どうやったら一緒に……あ。
「なら、表向きは師弟関係とかにしておく? それともホームステイをしていますとかでもいいし。それなら話を合わせられ」
「ホームステイで」
「あ、はい」
即答でした。めっちゃ速くて驚いたなぁ。後はコレで何処まで話を合わせることが出来るか。前者なら難しかったが後者ならなんとかなる……かな?
「主、私はどうしたら?」
「ん?」
俺の服の裾を小さく引っ張るはな。その表情は何処と無く不安そうで、その言葉の意味を考えると……。
「あぁ。はなは……そうだね。緋凰はなって名乗っていいよ。花霞って名乗らせてやりたいけど、それだと違和感あるし。デュエルネームは花霞、普段ははなですって」
「え、あの……良いんですか? 私なんかが名乗って……?」
「良いも何も……貴女は俺のデバイスで、これから先一緒に居ること多いんだから。丁度良いと思うけど?」
大事なことだろう。だけど、
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