暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:04 世界が違っても、貴女は貴女だと
[6/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に顔が青くなってる。いやぁ。皆に合わせる前……デュエルを始める前の響の言葉を思い出すなぁ。

 ―――あー。女子っぽい男で通したいわー。

 いやーリライズアップしたらあんな可愛い格好になるとは私達も想定外だし。一応服装変えられるけど、それはもう伏せておこう。理由は単純で……そちらの方が面白いですし。
 
 というか、こういう時くらい響と奏は一緒にいりゃ良いのにね。

 なんて話してたら、映像の向こうではやてさんも戻る用意を整えたらしいし。
 さ、今日はこの辺りですかね。



――side流――
 
「違う未来!? じょ、冗談やろ……?」

 この世界の子達……王様や、はやて、この場に居る皆に伝える。それは震離さんが話した内容とは多少異なるけれど、基本的には変わらない情報を。

 私達の出身世界とは異なる、「ゲーム」としての魔法を扱うこの世界と、本来の意味での、「戦闘」行為の一環としての魔法を扱う世界ではその意味はぜんぜん違う。
 それは捉え方によっては、その違いを暗い物として捉えかねないものだ。

 だから、その魔法の違いを知っている博士二人とは異なる説明を彼女たちへと伝えた。

 早い話が……。

「いいえ、話を聞いて驚いたのですが。そうしないと説明がつかないんです。例えばシュテルと戦った大人版フェイトは……シュテルと戦った際。初めて戦うような動きを見せました。
 ギンガの大人版もそう。アリシアさんとはそれなりに面識があるはずなのに、知らない様子を見せたこと」

「……はー。王様達が留学しないで、T&Hも開店が遅れて、アインスも留学した異なる未来って……じゃあ、その世界の王様達はブレイブデュエルしてへんの?」

「どうでしょうね。話を聞く限りではしっかり海外展開されて、日本だけではないみたいですから。
 ダークマテリアルズの名前を出したら反応していたので、きっと居るんだと思いますよ」

 我ながら口が回る。良くもまぁこんな偽りを話せるなんて……。
 はやての隣の席に足を組んでる王様が視線だけこちらに向けて。

「なるほど。では、我から一つ。あの黒髪とガンナーは何だ? あれも未来からだとすれば、誰の関係者だ?」

「えぇ、あの人も未来からですよ。と言っても巻き込まれたみたいですけど」

 王様の言う二人、響さんと奏さんについて聞かれても。

「ふむ……ならば本命は……いや、被害を受けたのは子鴉と、黒ひよこ、ギンガにその妹がメイン……ということか?」

「そうとってもらって構わないかと」

 あの人の事を考えたら……きっと本来呼ばれたのは……。

 スッと、手を上げた人が見えてその子に視線を向けると。

「ねぇ流? 異なる未来ってことは、未来の私に何かあっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ