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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:04 世界が違っても、貴女は貴女だと
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いえ、そんな。気にしないでください」
我ながらぎこちなく笑って応えるけれど、しっかり笑えているのか分からない。
「響ちゃんと、はなちゃんから話を聞いたわ。ホームステイの子を受け入れながら、検察官に向けて日々勉強してるって」
「いえ、そんな事……え、響ちゃん?!」
「? えぇ。あの子女の子でしょう? 私がそう言うと恥ずかしそうにしてたけれど……もしかして違うのかしら」
両手を口元に添え、信じられないわといった様子の母さん。響がそう呼ばれていることも可笑しくて、つい笑ってしまって。
「あぁ。やっと笑ってくれたわ。私のフェイト」
嬉しそうに顔を綻ばせ。私の手を取り。
「未来とは少し異なるかもしれないけれど、それでも言えるわ。おかえりなさい」
涙が溢れそうなのを一生懸命堪えて、母さんの手をギュッと握り返して。
「ただいま。母さん」
心からの言葉を告げた。
――side響――
「ふふ、主……じゃなくて、お姉さん。くすぐったいです」
「我慢しろー」
はなの頭をワシャワシャとシャンプーで泡立てながら、頭をマッサージしてやる。融合騎に効くのかなとかそういうのは置いといて、人の頭を洗う時の手順を一つずつこなして行く。
くすぐったいという感想から、全くもって頭のツボも固くなく、柔らかいはなには、まだこれの良さがわからないんだろうなぁと。
それにしても……。
「くっそ広いわぁ……」
「フフ、フフフ、なんです主?」
「……なんでもない。ちゃんと耳塞いで目も瞑りなよー。流すぞー」
「はぁい」
シャンプーの泡をシャワーで流しながら、改めてハラオウン&テスタロッサ家の浴室を観察する。4人位なら余裕で入れる広いバスユニットに、軽い大浴場だと言われても納得できるほどの洗い場。シャワーもなんか二つ付いてる辺り、この家すげぇと思う。
外見は……以前お邪魔した、ハラオウン宅と変わらないのに、内装はその倍以上あるのは凄いなぁと。
別にはなと風呂入ってるからってそっちの気があるわけではない
先にご飯の前にお風呂に入ってるのは、単純に時間があるから先にどうぞというのを受けて、お言葉に甘えさせてもらった。
しかし、なんというか……俺の知ってるフェイトと、こちらのフェイトって印象が違うんだよなぁと。
というのも、大きいフェイトは人付き合いが苦手な印象で、こちらのフェイトは、知らないからちょっと苦手という印象を持った。
前者は仕事なら普通に会話できるけど、生活に関わると駄目な感じで、後者は慣れればどこでも問題なさそうなそんな感じ。
でもそれはきっと、アリシアという姉の存在が大きいんだろうなぁと。
あ、ちなみに俺のこの世
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