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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:03 邂逅、轟熱滅砕
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に距離があり、彼女の射程距離だと僅かに近い。
そんな間合いのせいで、私と彼女は視線を合わせ続けている。
「パイロシューター!」
彼女の周囲にスフィアが8つ展開されると共に、私も踏み込んだ。
こちらを狙うアクセルシューターのような誘導弾は、なのはのそれとは違い、それぞれが複雑な機動を描きつつも、その全てが本命に近い、当ててみせるという意思を感じる。
飛来するスフィアの弾道を計算し、加速、減速を組み合わせ、僅かな隙間を潜ってそれらを回避すると共に。
「……やりますね」
「貴女こそ」
すれ違うと同時にスフィアを斬り落としていく。口で言うのは簡単だが、思ってた以上にキツイことでもある。私の知っているなのはと比べればやはりまだ甘い点はある。だがそれでも鋭い誘導故に、大きく回避行動なんて取れないし、それをした瞬間撃ち抜かれてしまうだろう。
4つ目を切り裂いた辺りで、もう一度踏み込み彼女へ向けて飛び立つ。それを迎撃しようと残りの4つが飛来するのが見えて。
「バルディッシュ」
『YesSir.』
バルディッシュの形態が、杖からハーケンフォームへと切り替わり、魔力刃が展開される。それを振るって、一つ、二つ、三つとシューターをもう一度斬り落として。
最後の一つを斬ろうとした瞬間、不規則にそれは動きを変え、切っ先を躱して私へ向かう。
―――上手い。
心から思うと同時に、彼女の杖がエクセリオンモードに酷似した形態へ変わってるのが見えて、私の中の警告が鳴り響く。だが、裏を返せば、コレは好機。
スフィアが当たるよりも先に踏み込み、再度加速して彼女へ向かう。瞬間彼女の瞳がギラリ、と煌めいて。背中の影から、もう一発スフィアが現れ私へ向かう。それは9つ目のシューターで、こういう時の為の保険。一打を当てるために備えていた物。このまま行けば確かに危険だけど。
「ハーケン……セイバー!」
バルディッシュを振りかぶって、魔力刃を射出。別に大きく振るう必要はない。だが、敢えて大きく振ったのは、背後に迫るシューターごと斬り落とし、目の前に迫るシューターも落とすためだ。
打ち出した魔力刃は真っ直ぐ彼女へ向かう。
あの時と似たシチュエーションだなと考えるけれど―――
「ディザスター!」
なのはのディバインバスターと同等……いや、少し弱い砲撃でセイバーを迎撃してきた。
防ぐ択よりも、攻めて迎撃しようとする彼女を見て関心したというのが半分。なのはの様に無茶をするなぁと言うのが半分あった。
だが、ふと妙だと感じたのが、攻め手を選ぶ彼女がその程度の事をするのか、と。
そして、その答えは直ぐに現れて。爆炎の中をセイバーが貫きながら現れた。最初に比べれば
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