暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:03 邂逅、轟熱滅砕
[5/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
もそれを受け止め。拮抗している。良いですね」

 シュテルも分かりやすく燃えている。響さんの戦闘、そして次いでティアナとは違った、今まで現れていないベルカ式の銃使いに。そして……。

「スバルの未来の姿が現れるとは、流石の我も想定せんかったわ」

 前例があるお陰か、皆さんの飲み込みが速くてホッとする。詳細は終えた辺りで話すとして。

「お、大人版なのはも見れるのかな……?」

 頬を紅潮させたフェイトは……見なかったことにしようって。

 さ、最初から本気の二人が更に本気になる頃だ。どうなるかな? 決着は……きっと直ぐに着くはずだから。
 
 


――side奏――

 あれから数分。小さいアリサさんとティアナのコンビネーションを躱しつつ、攻撃を撃てばすずかさんに止められるというとってもわかりやすいジリ貧。
 今ほど二丁の銃で良かったと思ったことはないかなぁ。だけど、徐々に対応されていくのが分かる。

「すずか! あれ、やるわよ!」

「うん!」

 小さなティアナを置いて、アリサさんが下がり、すずかさんが上がってきたのが見える。だけどそれは悪手だと……。

「ティアナちゃん!」

「はい! 足止め行きます! スマッシュカノン!!」

「……ッ!?」

 スイッチの要領で、前に出てきた途端。抜き打ちと共に拡散する魔力弾を連続で叩き込まれる。そして、それを私は防いでしまった(・・・・)。コレが意味するのは……。

「「ユニゾンリライズ!!」」

 その掛け声が聞こえると共に、赤い服装のアリサさんが蒼くその剣に冷気を、蒼い服装のすずかさんが赤く、炎を纏った。

 なるほど……決めに来たか。
 あー……強いわぁ……だけど。

 ティアナのスピード、弾幕にも慣れた。

「見えた!」

 本来のティアを知ってるせいか、やはり練度が足りない。クロスミラージュの銃口からしか撃たないというのがその答えだ。私の知ってる彼女なら。もっと厚い弾幕をハルことが出来るだろう。
 だけどこのティアナは始まりの部分が固定で、トリガーを引くタイミングも図れたのなら。恐れることはない。

「行くよ。二機とも!」

『『ja』』

 ライフルをガンスピンさせると共に、その形態を拳銃へ。だが、その形態の一番の役割は。

「……え? 銃ですか、それ?!」

「拳銃だよー。ただし、4丁だけど!」
 
 グリップエンドが連結した、メリケンサックのような独特な形状に変えて。両手に構え、盾を解いて踏み込む。身に当たるもの以外は、気にしない。身を屈め、的を小さく。前を伺って、ティアナの懐へ。左手をねじ込んで。

「クイックスター!」

『Feuer.』

 ほぼゼロ距離で
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ