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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:03 邂逅、轟熱滅砕
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ことは、ティアナかな? だけど……。
「アイスバインド!」
「!?」
瞬間、足元が凍りつけられた。更に。
「行きます、ファントムブレイズ!!」
綺麗に私の背後から土煙を裂いて、砲撃が飛来する。
……フフ。
「良いじゃない……ッ!」
早抜きの要領で、右の拳銃をライフルへと戻すと共に、砲撃の下部分を狙い収束させた細い砲撃を撃つ。同時に左の拳銃で足元の氷を砕いて、即座に真上へと向けて。
「クイックスター!」
『Feuer.』
抜き打ちと早撃ちを組み合わせた近距離射撃術を発動。そのまま横へと転がって砲撃を回避して―――
「こちらライトニング6! こっちに3人! 支援射撃は無いと思って!」
『了解!!』
転がり起き上がると共に、銃をそれぞれ上下二箇所、そして視線はコレを指示したであろう人物の元へと向けて。
「な、何で今のタイミングで当たんないのよー!!」
「完全に虚を突いたのに……すずかさんのバインドも壊して、死角のアリサさんを迎撃なんて……」
「凄いなぁ」
「フフ、それ程でもないよ」
出来る限り強がってニヤリと笑ってみせる。正直なところ、舐めるつもりはなかったけど、何処かで侮ってたかなコレは……。
スタイル的に、アリサさんが前衛、ティアナが中衛、すずかさんが後衛の小隊か……。
私の方に意識を向けてくれたのか、最初の動きに合わせて動かなかった私に合わせたのか分からない。だが……。
「トワイライト、ムーンリット……やろうか?」
『『ja』』
使い勝手の良いライフル二丁へと変えて。
「来るよ二人共!」
「はいよ!」
「行きます!」
集中すると共に、背後に一旦飛ぶ。残光……いや、残炎を残しながらアリサさんが、その軌道に合わせてティアナがその隙間を縫って射撃しようと銃口を向けてきてる。背面のすずかさんが動かないということは、何らかの手段で二人を守れるということ。
だが、撃たなければ負けることは明白ならばこそ。
「フルスロットル・ムーンストライク
X
(
クロス
)
6!!」
手元でガンスピンさせると共に、カートリッジを3発ずつロードした分。右三発をアリサさんに、左の三発をティアナに向けて、撃ち放つ。速度と貫通に特化した弾丸の三連射。同時に左は残弾が無くなる。
「防いで、スノーホワイト!」
『アイスミラー・ショートサーペント!』
私の弾道を読んでたと言わんばかりに、二人の前に二枚ずつ氷盾が召喚された。だが、防がれるのはわかりきってたことだ。
その本命はただ一つ。まずは一人削る事! 残る弾の入った右の……トワイライトをティアナへと向けながら装填してい
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