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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:03 邂逅、轟熱滅砕
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――sideフェイト――
「お、今度のマップは……和風の城下町か……あ、奏でと……ヒッ」
隣で響が悲鳴の様な声を上げて皆の視線を集める。集めた本人はというと……なんてこと無いように口元を抑えながら。
「あー、ごめんしゃっくりです」
って言うけど、よくよく見たら若干震えてるように見えるのは何でかな?
『……ねぇ、スバル。顔隠せって言われてたはずなのに、何故全体を隠してるのさ?』
『やー。顔隠せる物をイメージ出来なかったから、前の……災害担当突入部隊の時の服装と装備しかなかったなぁって』
『……だからって、ガスマスク装備してると分からなさすぎて……一瞬びっくりしたじゃない』
画面の向こうで苦笑を浮かべる奏の側には、全身をレスキュー用のジャケットにフード、ガスマスクという、ちょっと懐かしい格好だ。
六課設立前にもらった資料で着てて、ティアナと二人で災害の中のエースって言われてたっけ。
だけど、建物の影って言うこともあって、若干ホラーっぽい。
「そして相手は……あっ」
モニターには丁度反対側に5人の女の子がいた。その中でも……。
「懐かしいなぁ」
「せやねぇ」
はやてと二人で懐かしんでしまう。だって、画面の向こうには昔のなのはがそこに居たから。それ以外にも幼いアリサやすずかが居て懐かしさがどんどん増えていく。
さっきの私のそっくりさんには凄く驚いたけど、今度は懐かしくてちょっと嬉しくなる。それ以外にも……。
「フフ、私の知ってるスバルとは全然違うなぁ」
「そういや、ギンガもそう言ってたなぁ。そんなに違うもんなん?」
「えぇ、生まれのこともあって……昔はとっても内気だったんです。怖いのとか痛いのとか嫌だからって。だけど、こっちのスバルは―――」
丁度画面の向こうで、ちっちゃいスバルが、ちっちゃいティアナとハイタッチしてる所で。
「凄く元気いっぱいで驚きました」
「ショック受けてたのも、ティアナと出会ってるという事からの羨ましさからだしね」
反対にはやては。飛び級って事にショック受けてたし……と言っても、あんまりショックと言うかオーバーリアクションだったけどね。
「……それにしても皆ちっこいなぁ。スバルやティアナは今のバリアジャケットを小さくした感じやんね」
「アリサやすずかも、可愛いね」
なんて話をしていると……。
『とりあえず最初はちょっと様子を見よう。数の理は無いわけだし、きっちり見極めてから行こうか』
『うん。私も……ウィングロードは伏せていこうかな。後半から行ってみるよ』
『お願いね。支援射撃が随時するけど出来ない時は連絡を。情報は共有していこうね』
『勿論。でも
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