暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:02 Innocent StrikerS
[10/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、響は恥ずかしがるわけで。フェイトさんも恥ずかしがってるけれど、それは嫌がってのことじゃなくて、嬉しくてのそれなわけだから、二重の意味で美味しいわけで。

 見せつけられて……悔しいわぁ。

 でもちょっと気になったのが、もし響が本来の姿ならばと考えた。きっと今の性別が女の子だったからあんなスタイルになったわけで、本来の性別で元の身長ならば……。どうなってたんだろうって。

「はい、そろそろ響とレヴィ……あ、フェイトさんの色違いの青い女の子の事ねー。その仕合が済んだから、次は5対2をしたいんだけど、相手はなの」

「私出る! 奏もどう?」

 震離がいい切る前にスバルが挙手する。

「早?! まぁ、いいけど……ねぇ震離。コレは全員戦うの?」

「ううん。別に全員戦うことはしないよ。あくまでサプライズという意味が強いんだよね。奏はそのままでいいけど、スバルは申し訳ないんだけどさ。顔を隠せる何かを付けてね」

「んー、なんか合ったかなぁ」

 ……あー、そうか。響と私は別に顔出しOKだけど、スバルはまだ行けないのか。ということは……。

「ねぇ震離。次の相手って……」

「うん。その中にはちっこいスバルも、ティアも居るよ」

 思わずコレにはにっこり。ということはスバルがテンション高くなるなぁって。なのはさんが出てくるというのも分かってるから、やばいぞコレは……。
 
 なんて事をしていたら、そこから響が帰ってきたのが見えて。

「あー……恥ずかしかった」

 若干赤くなった顔をパタパタと手で仰ぎながら帰ってくると同時にはなが側へと駆け寄って行って。

「お疲れ様です主」

「ありがと、はな」

 よしよしとはなの頭を撫でながら響がこちらへ寄ってくる。それにしても、いつもの姿なら主従関係っぽく見えるかもしれないけど、こっちだと完全に姉妹にしか見えない。髪も二人共髪色が黒で、背も少ししか変わらないから仲良しな姉妹だなぁって。
 そんな響に、ニコニコと悪い笑みを浮かべたはやてさんが寄っていって。

「おかえり響。後半の格好の着心地はどうやった?」

「? あぁ、ユニゾンしたあれですか?」

「せやせや、あれどうやった?」

 不思議そうに首を傾げてる辺り。多分後半の格好については分かってないんだろうなぁ、あれ。

 ごめんね。響。いつもだったら助け舟出したかもしれないけど……私も先輩が恥ずかしがってる所見たいんだ、だから……残念だよ。

「えっとなー。あったあった、こんな格好してたんやで?」

 はやてさんが何かを操作すると、空きモニターに映像が出てきて、ユニゾンした直後の響の映像が流れる。
 変わる直前の姿を見て、「やっぱり恥ずかしいよなぁ」と呟いて、変わった瞬
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ