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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:02 Innocent StrikerS
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力が有るということはそれだけで強い事。応用一つでスピードとパワーを両立出来るし、防御の上から叩き伏せる事も出来るのだから。
柔能く剛を制すとはよく言うが、それは相手より強ければの話。現時点では俺のが僅かに負けている。動きが見えてるとは言え、体がついてこない。完全に裁けてる訳では無いから。
「ユニゾン使うって言うけど、全然押せないー!!」
「ユニ……あ」
青いフェイトの言葉を聞いて、思い出す。そう言えば戦闘中にカード装填したら、特定のカードによってはユニゾン出来ると。
そして、戦う前にはなの説明を聞いてて、とりあえず二つ有るとか言ってたな。まず全体的に強化されるはなとのユニゾン。何かが強化されるだろうと言われてるフェイトとのユニゾン。
そして、今ほしい能力はただ一つ。思い浮かべたカードを取って。暁鐘へとカードを添えて。
「ユニゾンリライズ」
光が俺を包んで、バリアジャケットが変わる。それは余計な装甲を省いたスタイル。事実、体からは稲妻が迸り、体が軽くなったと共に。暁鐘と晩鐘に、雷を迸らせた雷刃が付与された。
踏み込んで青いフェイトを追い掛け、捉える。それは先程までの互角の軌道ではなくて。完全に速度で上を取り。全方位から斬撃を浴びせることが出来る。
たまらず、更に高くへと逃げる青いフェイトを追い掛けると共に、スキルカードをロード。選ぶは一つ。
「撃ち抜け、雷神!」
暁鐘を振り下ろすと共に衝撃波を放ち青いフェイトの動きを止めて。次に残った魔力を晩鐘へと送り、魔力刃を限界まで伸ばして。
「俺式、ジェット……ザンバー!!」
高出力の一撃を叩き込んだ―――
――side奏――
おー、序盤はヒヤヒヤしたけど、終盤は予想通り勝った……けど、問題が一つ。最後のユニゾンっぽいの、あれ先輩リスペクトなのかな? そこん所どうなんだろう?
「……フェイトちゃん。後半の響のジャケットって、ソニックフォームぽいなぁ」
「……ぅ、うん」
真っ赤になった顔を抑えつつ、フェイトさんが小さく返事をする事から、後半のあの格好もそうなんだと確信する。ジャケットを外して、ボディスーツだけを露出した、余計な装甲を省いたの様な格好。カーゴパンツはそのままだったけど、なかったらあれレオタードっぽい恰好なんじゃないかな? しかも当たれば落ちるとかいう次元ではない。
だけど……。
「えぇ、ペアルックやなぁ……ねぇ、フェイトちゃん?」
「……ぅぅ」
えらくニコニコしたはやてさんが言うけれど……私も、ギンガも内心ちょっと複雑ですよ? 振られたって分かってるけど、それでもちょっと、ほんのちょっとだけ羨ましくて。いいなぁって。
だって、この映像見せれば
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