暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:02 Innocent StrikerS
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いをしてる様を見て、その吸収速度、戦術の構築がされていくのをみて、感激のため息が漏れてしまう。

 やはり現役って凄いんだなぁ。しんり。

 って、違うわ。そんな事してる場合じゃないわ。さっきは死ぬほど焦った。何をどうしてここに来たのか分からないけど、レヴィがここにいたことにすっごく驚いたわぁ。流れもぎこちなくなってたし。
 まぁ、一時的な口止めは出来たみたいだから問題は無いとして、だ。

 問題がなぁ……こちら側の人が何処まで信じて受け入れてくれるかなんだよねぇ。幸い、私達の事情を知ってる両博士はすんなり了承してくれたし、プロフェッサー(スカさん)に関しては、私の悪巧みの結果と言えばいいさ。と言ってくれたし。今回はそれに甘える事に。

 幸い、皆の陸士隊の制服と、フェイトさんの執務官服は、T&Hの皆さんがイベント時に着る服だからって誤魔化しも効く。何より、転移の際に記憶の混同があってーというの誤魔化し方も出来るが……。

 一部にはそれでもバレそうだからなぁ。

(震離さん。私はレヴィを一端上に連れて行って来ますね)

(ん、了解。それと―――)

 ここまでのやり取りと、事情を知ってる博士達の動き、そして、私が皆に伝え教えた内容を流に伝えて。

(了解しました。それを踏まえて私も動きますねと、各店舗……いや、T&Hの皆様にはこちらからお伝えしますか?)

(んー。いや、それは待った。リンディさんは納得するだろうけど、プレシアさんが突っ込んでくるからダメ)

(フフ、了解しました。それでは)

 流との念話を切って、再び皆がプレイしている様子を観察。ちなみに響はと言うと……。

『あー、カードの組み合わせで変わるんだ』

『はい。私と主のカードを組み合わせれば従来のユニゾンに。流様曰く、フェイト様のカードと組み合わせることも出来るそうですよ?』

『へぇ。じゃああれかな? はなとフェイトのカードだと、あのユニゾンになるのかな? その逆もあれば……楽しいな』

 早速花霞……いや、はなとユニゾンの話をしてるし。流も敢えて余分にカードを与えたみたいだし。

 ……れっきとしたチートだけど、コレあれなんだよね。未来から来たって言い張るための話だし。

 あ、やべ。流の姿について何も言ってなかったけど……まぁ、いいか。
 
 ……それにしても。皆無事で良かったって口々に言ってたけど。私、ちょっと遠くに行ってくるって言ったよ……ね? 
 それと、花霞って名前だったっけ?


――side流――

「えー、レイド戦のテストプレイ!?」

「の前の、その設定を用いたフリープレイね」

 わーいと、歓声が上がってるけれど。若干申し訳ない。サプライズと言う名の嘘なんですよね。
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