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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:02 Innocent StrikerS
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いものだから……調整が難しいし。
花霞にデータを読み込ませている間に、各デバイスの皆さんからそれぞれの主のデータを収集、そして、その姿が印刷されたダミーカードを生成してホルダーへと入れていく。残りは響さんと花霞だけなんだけど……。
響さんをどうするか……あの方だけはこの世界のあり方が異なりすぎるんですよね……。イレギュラーとイレギュラー、しかも寄りにもよって男の姿ではない辺りに作為的な何かを感じるし。おそらく女性化しているのは、
男の方の怪我
(
・・・・・・
)
の治療のためだろうし、仕方ないと思うけれど……。
あとは花霞。もう数年前の出来事とは言え……花霞という名称だったかな? なにか違和感があるし、はなという愛称は覚えていたけれど。どうだったかな?
ふと、カードローダーの窪んだ部分に光が集まりカード作成が始まったのを確認して。ホッと一安心。やがて光が収まって、コトンと受け取り口へと落ちて、それを手にとって確認すると。
「……げ」
思わず苦い声。というのも、普段ならカードに表示されるのは一人のみ。しかもデバイスを構えたカードが現れるはずが……響さんのカードには、二人の黒髪の男女が背中合わせで刀を手に持ってるそれは……。
『それ、フェイト様にあげたら喜びそうですね。男女の主が写るなんて』
「う、うーん……そうなのかな。だけど、コレは……」
それを違う機械で読み込むと……。
「やはりか。どっちの姿でも使える」
今度こそ胸を撫で下ろす。後ははなのデータを取り込むだけだけど、それと並行してスキルカードの設定をして……。
うん、今更ながら、主催者権限とかいろんな物をフル活用しているなぁって。未来でもしてるという設定の元、ある程度のカードを用意してるけど、中々ずるいなぁって。
『あの、流様? 私は主とユニゾンは可能なのですか?』
「んー、本来の意味のユニゾンは可能だよ。だけど、ゲームの中ではカードの組み合わせでなら出来るけど、花霞の思うユニゾンでは無いかな。だけど、主である響さんとユニゾンリライズ出来るし、解析した所フェイトさんともユニゾンリライズ出来るのはすごいね」
『そうなのですか!?』
ニコニコと喜ぶ花霞を見ながら、こちらでも違うんだなと。他の組み合わせも確認してるけれど……奏さんとの組み合わせは不発らしいし。ちなみに、他の組み合わせでは、響さんとフェイトさんの組み合わせも可能なのは通じ合ってるからなのかなと。
ちらり、と向こうに居る皆さんの方を見ると、震離さんが説明してるのが見えた。おそらく口裏合わせと情報交換をしているのかなって。
画面に視線を戻すと、花霞がクスクスと笑ってるのが見えて首を傾げる。
『なんというか、流様が震離様に似て
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