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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:02 Innocent StrikerS
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――side響――

 流と震離の説明を受けて、こっちに来たばかりの俺たちは呆気にとられた。それ程までに現実味が無い話だから。

 だからこそ。

「……あー……マジで?」

「大マジ」

「えぇ、本当ですよ」

 二人して苦笑してるのが余計に事実なんだと認識してしまった。

 二人曰く、今……俺たちのいるこの世界とは、俺達の居た世界から見れば枠外の世界。いわゆる平行世界と言われる世界……らしい。
 
 曰く、俺達は……この世界に転移してきた7人は同じ世界出身だというが、なぜこの面子なのかは説明がつかないらしいし、解らないと。
 そして、何より驚いたのが眼の前のこの二人……震離と流についての事。

 二人の体感時間は既に数年経過し、流と震離と、もう一人? は、この世界で既に1年経過しているらしいのと。

 こちら側には魔法技術ない。もっと言えば時空管理局も無いし、ミッドチルダを探してもどうしても見つからないらしく。文字通りこの場にいる者だけが魔法を使えるということ。一応それに類似した言葉はあれど……それはゲームのお話らしく、なんとなくでも意味が通じるから気にしなくていいと伝えられた。

 そして何よりも……。

 俺と奏、そして、はなの三名は自由に動いてもいいが、他の4名はどうしようかと言われた。

 なぜなら、この4名。フェイトや、はやてさん。ギンガにスバルは……この世界に存在していると言われたから。

 しかもその家族も皆居るし、ナンバーズの子達もそれぞれ普通の人として生活しているんだ、と。

 最初その言葉の意味が分からなくて俺と奏は首を傾げて……直ぐに思い出し、気づいた。あの4人からすれば居ない人が、ここでは普通に生存し、生活しているのだと。
 特にはやてさんは心当たりがあったらしく。自分達の飛ばされたあの場所で聞こえた、あの女性の声は? と、声を震わせて二人に質問をし、そして伝えられた。

 貴女が言う、初代リインフォース・アインスがいる。
 こちらでは、アインスさんと呼ばれていると。勿論、また留学先へ行ってしまったけどツヴァイ……俺達の言う所のリイン曹長も存在しているらしい。

 次に、ギンガやスバルだが。こちらでは二人のお母さんが生存しており、なんと6人姉妹との事。しかもギンガが長女で、スバルが四女らしい。こちらには、ナンバーズ……だったというべきか微妙だが、チンクや、ディエチ、ノーヴェ、ウェンディが居るとの事。
 勿論他のナンバーズも居るが、嘗てヌルと呼ばれてたレイは、オットー、ディードはツヴァイと同じく留学先に居ると。
 しかも驚いたのが、この世界にもスカリエッティと、残りのナンバーズの子達も居るが……基本無害らしい。
 もの凄く無害らしい。
 だから、手を上
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