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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Innocent StrikerS
Duel:01 再会を夢を見た日
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です。耐久テストにもなりますしちょうどいいのでは?」

『なるほど……それはいいね。やってみようか』

『お二人とも! もう収束始まってるのに悠長ですよー!』

「あぁ、ごめん。じゃあちゃんと避難しててくださいねー」

 そう告げて通信を切って、目の前の光の渦を見つめる。色は明るい青と藍色が入り交じって……なんというかコレ、エアーマンかな? 倒せないよー、あの竜巻ーとか言ってたらいいかな?
 昔良く皆が口ずさんでたなぁ、懐かしいや。

 しかし、流石に冗談言ってる場合じゃあ無くなってきたから。

「やろうか?」

『えぇ、しかしお嬢? いきなり敵対してると思われては不味いのでは?』

 懐からロザリオを取り出しながら、それを持って剣に変えながら話す。

「まぁそうだね。だけど、アポ無し訪問は失礼だし、何より場合によっては……ね?」

『……まぁこの世界にとって我らは異物。それくらいのほうが良いでしょうかね。来ますよ』

 剣を構え、渦を見つめる。何時でも来てもいいように。

 そして、光が……渦が一際膨れたと思えば―――

『対閃光防御』

 短い音声を聞きながら、まばゆい閃光に一瞬目を逸してしまう。次いで、閃光と共に渦が消えたと思えば……何故か白煙が上がってて、何が来たのか見えない。

「何が来たか……分かる?」

『……済まないなお嬢。一つ問題が起きた。眼の前に二人転移してきた、あちらも戸惑ってるようだが、あれは人か? ゆりかご(・・・・)に居た王と似た者であるが……』

「……は……ぇ?」

 その言葉を受けて、体が震える。剣が……エクス(・・・)が言うことに嘘とは思わないが、それでもだ。

 だって、それが本当だとしたら……。

「「あ!?」」

 煙が少しずつ晴れて行き、私の方からも、あちらからも姿が確認出来るようになって……。

「……嘘……ってことは。あと二箇所はもしかして……。あ、やっば! ごめんね。二人共!! 突然で悪いんだけど、多分何処こことかいろいろあると思うんだけど、ちょっと……ちょっとだけ待ってて、ね?!
 
 博士ー?! ごめんなさい。この二人敵でも何でも無いので、その……お茶でも、そして、名前聞いても、そうだと判断してくれると感謝です!! 今度お詫びしますんでお茶ぁあああ!!」

 通信端末使って、博士に依頼を出して、即座に研究所の表へ飛び出て……。

「緊急連絡! 嬉しい訪問だけど、不味い訪問でもあることが判明!! とりあえず近い順から行くから待っててね!!」

 認識阻害を付与して空を征く。やべぇやべぇ、こっちにあの二人でよかったけど、残りの二箇所……下手したら大変なことになる……やべぇ急がないと!!


――
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