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Innocent StrikerS
Duel:01 再会を夢を見た日
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「はいはい、さっさと行った。それではギンガさんまた後で」
項垂れるスバルを連れて、食堂から仮眠室へと移動を初めて。
「ギン姉……その、響と話せたの?」
ポツリと聞かれて、一瞬足を止めそうになって……。
「……うん。ちゃんと文句も言えた。私のとりあえずの目標は果たせたよ」
「そっか、なら良かった!」
ニパっと笑うスバルを見て、改めて思う。
ここ数日響が再びダウンしてから時間を縫って様子を見に行ってたけど……きっと皆を心配させてたんだろう。それに、響にはまだ伝えてないけど、チンクやディエチ、セインも心配していたことを次に響に会った時にしっかり伝えないと。
それにしても……。
あーぁ。フェイトさんに響が目覚めてたってことを伝えた時のあの表情を見た時、私の恋は終わったんだなぁって。
だって、あの時年上としてではなく、1人の女性として喜んだフェイトさんがそこに居たんだもん。既に二人の間に絆は紡がれてるんだって、今一度分かって……。
コレはしばらく引きずりそうだなぁって……はぁ、大変だ。
「さ、仮眠取って少しお休みしましょうか」
「うん! そう言えばアーチェとは会えたの?」
「会った。てっきり怒られるかなーって思ってたけど、そんなことなくお互い無事で良かったってお話したよ」
へーって笑うスバルを横目に、病院で会った時驚いたっけ。松葉杖ついて動こうとして看護師さんに止められてる所を見ちゃったもんだから凄く驚いた。
曰く、響達の顔を見るんだって聞かなかったみたいだし。仕方ないから看護師さん達が車椅子出して、私がそこまで連れてったっけ。
その時にはリュウキさんはまだ居なかったし……まぁ、あんな凄いと言うかなんというか。変わった人だとは思わなかったけど。
さぁ……て。
「寝て起きたらまた話してあげるから、仮眠とりましょ?」
「はぁい。今日もあの夢見れたら良いなぁ」
「うん。また子供の頃の夢、見れたら良いね」
最近の楽しみを思い出しながら、布団を被って……あぁ、起きたらまた頑張ろう……。
――――
――side?――
「……おや?」
隣から、嫌な疑問系の声が聞こえて思わず振り返る。とりあえず手を止めてそちらに視線を向けて。
「……え、いや。いやいや! まだ私は何もしてないさ! まださ!」
「まだ何も言ってませんよプロフェッサー? で、何があったんですか?」
ジト目で眼の前の変態博士を睨みつける。その視線に気づいたのか目を逸しつつも……。
「いや何……変な反応があるなーって、それだけさ。ちょっと……いや、少し……いや、結構」
「大事ではないですか。数値、見せて下さ
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