暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Innocent StrikerS
Duel:01 再会を夢を見た日
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動しましょう……あ、もう一つ、その前に……。プロフェッサー? そのままでいいんで、一端。一端隣のお家でお茶でも、いろいろ不味いものがあるんで、触っちゃダメですよー?」

 と、何処かに叫ぶように言ったあと、インターホンの様な音が響いて。

「……まぁ、不味いものも何も、移動したら何も残らないんで大丈夫ですけどねー……さ、行きましょうか?」

 と、言われるがまま、部屋から移動を開始して……上のフロアに続く階段を登る。なんというか研究所の癖に、なんかお家っぽいのは何でだろ?

「あ、外に出たら飛んで移動するので、認識阻害を」

「うん、分かった。響はユニゾンしてからだね」

「……ぅぇ、マジか」

 思わずうわって顔をすると、クスクスと流が笑う。
 なんというか、本当に感情豊かになったなって……。そのまま連れて行かれてドアの前に行くと。自動ドアのごとく開いて……ガタンと途中で止まった。

 そこから見える外は……なんというか、何処かの住宅街の様な道が見えるし、ミンミンとセミも鳴いてる。

「あ、そうだ。出たと同時に直ぐにある程度上昇してくださいね? 後ろは見ちゃダメです、絶対ダメですからね?」

「「……分かった」」

 やけに強く言う流に圧倒されて、フェイトと揃って首を縦に振る。まぁ言われた以上見ないけど……また見れるだろうか?

 そのまま外に出たと同時に、三人揃って急上昇して……え?

「なんというか、町並みは凄く日本チックなのに、今出てきた施設、すっごく浮いてんな」

 周りは普通に住宅街というか、家があるのに、出てきた場所だけ近未来的なというか、浮いてると言うかそぐわないと言うか……しかも空き地に建ってるように見えるし。
 でも、そんな事よりも……フェイトが不思議そうな顔で町並みを見たり、海を見たりといろいろ見てるのが気になった。

「どったの?」

「え、う、ううん。なんでもないよ?」

 と、慌てて否定するけど、明らかになにかあるじゃないですかヤダー。

「さ、行きましょう」

 そのまま流の案内に従って移動を始めました。

 ――――――

 しかし、なんかデカイ研究所みたいな場所に来て、裏口っぽい場所から入ったけど。何だこの施設。
 まさか流が騙した? とは考えたくないけど、なんかなぁ……。
 しかもフェイトはフェイトで、なんかぶつぶつと。

「見覚えがあるけど、知ってる場所と違う……だけど」

 1人長考してますし。地上に降りてからははなとユニゾン解除して、歩きにくそうにしてるはなの手を取って歩く。
 しかし、人と会わないなぁ、何でだ? こんだけデカイ施設なら人くらい居そうなもんだけど……。

 なんて考えてると。

「さ、着きまし
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