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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第76話 ドッペルゲンガー
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、俺は……女児の裸を見てしまった畜生だ」

「……え、待って。響のところに遊びにいったんじゃないの?」

 アーチェの車椅子の取手に持たれながら項垂れる。あんなん予想外にもほどがあるだろう。だって、響と話してたはずが、一瞬のうちで黒髪がキュートな女の子になっちまった挙げ句。ダボダボの入院着来てたんだぜ? 最悪だ。

「まぁ、事故でしょう?仕方ないよ……それよりもどうする? 私これから他の病室に顔出そうと思うんだけど?」

「えー……ちなみにどこいくの?」

「ヴィヴィちゃんの所。リュウキも知ってるでしょ?」

「あー、じゃあ行くよ。場所は分かってんだろう?」

 ジャージに着いた埃を払いつつ、直ぐにアーチェの後ろに回って。

「よしじゃあ、行きましょうかお嬢様?」

「あら、ならお言葉に甘えましょうか」

 ゆっくりと車椅子を押して病室を出ていく。本来ならばまだ動けるはずが無いんだけど……何をどうしたのか、既に足を固定するはずのギプスを取り外して、自力で車椅子に移乗出来る程度に回復してて驚いた。
 アーチェ曰く、シスターシャッハを止めるにはコレくらい出来なきゃ話にならん、だそうで。騎士って怖いわぁと。

 ……はて、そういや、響達の病室でヴィヴィちゃんと会う事は割とあったが……あの子の母親さんって、どうしてんだろ? 確かヴィヴィちゃん曰く、ここに入院してるっつってたっけ。だとすると、この前の事件に巻き込まれたのかな?
 そう考えると……かなりしんどいなぁ。記憶が無いとは言え、俺敵側に居たわけだし。あんないい子の母親さんになんていうべきか……いや、下手に言って困らせてもそれは困るな。
 よし、なるべく普通に居よう。そして、もし……万が一関係者だったら土下座しよう、うん、そうしよう!

――――

「ごめんなさい」

「あ、あはは」

 即落ち2コマでした。 

 だって、ヴィヴィちゃんのいる病室に行ったら……かのトライアングルエースの1人。エースオブエースの高町なのはさんが居たわけで、しかもその隣のベットには、金の閃光って二つ名のフェイト執務官殿がなんか寝てらっしゃるし……ってか、この人じゃん、さっきギンガちゃんを呼んでた人って……。
 何で気づかなかったし俺?! いや、持ってたブロマイドよりも美人になってるからか?!

 しかも……その執務官を膝枕してるのって、響のところに居た子だしよぉ……死んだか俺?

「あのーリュウキ? 何を謝ってんのか全然わからないんだが、どうなの?」

「あぁ、いえ……その、全体的に、記憶がないとは言え的に回っていたこととか……先程そちらの黒髪の子に粗相を働いたり、いろいろと、はい」

 恐くて顔が上げられない、怒気を感じないから起こってないのは
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