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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第75話 あれから3日
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『はやてちゃーん、フェイトさんから連絡でーす』
ぐーっと背伸びをした所で、ふにゃふにゃのリインからの突然の通信連絡に思わずコケそうになる。
あかんわー。六課の隊舎が復活するまでアースラを拠点にしてるせいで、えらく連絡が取れるようになったのは良いのか悪いのか、分からへんなー。
「了解、回してもらえるかー?」
『はいですー』
かなり眠そうなリインから通信を引き継ぐ。紗雪も大変やけど、ロングアーチの、グリフィス君やシャーリー、そしてリインも大変なんよね。堪忍なー、本当は休ませなあかんのに、本当に対応に追われてるんよね……。
よし、ちょっと気合を入れて、と。
「はい、はやてです」
『あ、はやて。ごめんね。ちょっと言ってほしいんだけど、響にまだ復帰は認められないって』
開口一番少し怒った表情のフェイトちゃんの顔に驚くけれど、それ以上に……。
「あ、響目覚めたんか。良かったわー」
コレでフェイトちゃんと同時に弄れるわぁ……あかん、よだれ出てきそうやわ。
『えー、このナリでも書類作成とか、資料整理、報告書作成その他もろもろ出来るってば』
「……ん?」
フェイトちゃんの後ろで聞きなれない……わけやないけど、それでも聞こえる女の子の声。
『だからだよ。足だって結構ギリギリなんだよ? 今無理したら……』
『その確認も兼ねてだ。どっちにしろ
俺
(
・
)
かフェイトがスカリエッティに確認とりゃいいだけの話。何言っても反応しなくとも、今の姿で行けば何かしら情報くらい引き出せるだろって話。
それに3日も寝てて仕事が溜まってないわけ無いだろう? それに捕まってた期間も考えりゃ結構不味いだろうし……、事件の中心になった六課が暇なわけ無いじゃんか』
矢継ぎ早に聞こえるフェイトちゃんと女の子の言い合い。あかん、私も眠いんかな。さっぱり話が飲めん。
『つーか、この姿でここに入院も不味いだろう? なら、とっとと外に行くかどうかしないと不味いし』
『だからって、復帰するにはまだまだ早いって言ってるの。今は動けても戻ったら直ぐに動けなくなるかもしれないし』
『定期的に補給したらいけないかな?』
『その格好で買えないでしょう?』
……あかん。多分響? の声なんやろうけど……どう聞いても女の子や。や、そうか。女の子になれるってわけやないけど、そうなり得る可能性を響は得たんやった。
本当かどうかは知らへんけど。実際まだ見たこと無いし。
もしかすると、怪我を無視する方法って。
「あー、フェイトちゃーん。響に伝えてやー、逆ユニゾンは負担掛かるから、それするくらいならまだ入院やでー」
おそらく響は文字通り女の子……もっと言えば、花霞と
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