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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第75話 あれから3日
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というのだから無理をし過ぎにも程がある。煌も限界に近いにも関わらずキャロとエリオの所でガジェットと戦闘をしていたらしいし。終わった瞬間眠いからってその場で寝ちゃって今に至る。
「主……大丈夫でしょうか?」
不意にはなが心配そうに呟く。この子の言う大丈夫というのは、おそらく震離と流の事を指してる。
あの日、FWの皆や、シグナム、ロングアーチ、2人の経緯を伝えた。エリオとキャロはその事に泣いてしまった。
それ以降は、連絡も何も無かった。はやてに送られたメッセージは、震離のアドレスを使った第三者の可能性が高いと判断されたしね……。
思い返せば、ゆりかごで2人が現れてから嵐のように流れていったなぁと。後は今、上の方では震離の件で問題になってるけどコレはまだ伏せよう。この件に関しては、フレイさんと奏が動いているしね。
「なんとも言えない。だけど今はちゃんと目覚めた事を喜ぼう、ね?」
「……はい」
そんなお話をしていると、気が付けばもう病室の前まで来た。さ、扉を開けて―――
「「「あ」」」
ドアノブを持って、扉を押す前に勝手に開かれた。そして、その先にはブカブカの入院服を纏った、黒髪を束ねた10歳位の
女の子
(
・・・
)
。
一瞬私とはな、そしてその子と目がバッチリ合う。徐々に女の子が冷や汗を流して、パタンと扉を締めて……。
うん。
「ねぇ響? ちょっと開けて、ねぇ?」
「主ー? 何でそっちになってるんですかー? 主ー?」
「待って待って、何でこのタイミングで……ちょっと待って、ホント待って!」
扉の前に居るであろう響に聞こえるようにノックをしながら、しばらくそれが続いた。
――――――
「……なるほど。姿が変わった事情は分かった。その上で飲み物が欲しくて丁度出ようとした訳ね。事情は分かった。だけど女の子がそんな格好で外に出てはいけません」
「……はい。おっしゃる通りで」
ベットの上で
正座
(
・・
)
する響に注意をする。唯でさえ、この前の戦闘の負傷者が入っているのに、女の子の状態で表に出るのは宜しくない。第一あんまり見られてほしくもないし。
前に変わった時と比べて結構成長しているのは驚いたんだけど……。
「そっちの姿だと足大丈夫そうなんだね」
「みたいだな。胸斬られた筈なのに、この姿だと傷一つ付いてないし、両足も普通に動くし」
「でも、無事に目覚めて良かったです。ずっとお待ちしておりました」
響の膝の上で、はながホッとしているのを二人で眺める。
本当ならば、はなも響の側に置く筈だったんだけど、今六課の皆の忙しさを知ってる事もあって……一時的に私と行動を共にしている。こう見えてもデバイス間のネットワークのお陰で凄
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