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ある晴れた日に
95部分:小さな橋の上でその十一
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次に言った言葉はこうであった。
「だから大丈夫だろ」
「それはその通りだけれど」
「何でこんなにむかつくのよ」
 二人が引っ掛かっているのはこのことだった。
「あんたのその言い方」
「そんなんだといい死に方しないわよ」
「俺の人生はいつもハッピーエンドなんだよ」
 こう返して悪びれるところのない正道だった。

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