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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第74話 また逢おう
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いや、あの、貴女も大概ですよ……うん。

『二人共ちょっとええ?!』

「「はい?!」」

 突然のはやてさんからの通信で、花霞と声が被る。対してフェイトは落ち着いてて。

「どうしたの?」

『……最悪な展開や。今軌道上に居る次元艦隊なんやけど―――』

 そこからはやてさんから話を聞いて、最後にはやてさんは悔しそうに唇を噛む。一瞬理解できなくて、ようやっと理解出来たときには。

「……アルカンシェルが、撃てない……って、何で……?」

 そう呟くことしか出来なかった。



――sideギンガ――

「疲れたからねるって……自由だね?!」

「本当よ……全く」

 スバルがぽかんとしてる。
 あの時、煌と二人で戦線を構築して、ガジェットがビルの屋上、エリオとキャロの元へ行かないように抑えていた。
 そして、ある程度たった時チンクから通信の後は気絶させるだけだと連絡を受けたと同時に、私と煌で戦っていた人型モドキのガジェットの動きが鈍った。
 直ぐにティアナや、スバル、エリオとキャロに連絡を入れて気絶させれば大丈夫だと伝えて。

 結果、無事に保護することが出来た。直ぐ様、召喚士……ううん、ルーちゃん? の回収や、煌が倒したナンバーズの子達の回収を依頼していると、六課のエンブレムが入ったヘリがやって来た。
 既に中にはスバルとティアナが待っていた。操縦してるのはなんとヴァイス陸曹。曰くザフィーラさんとシャマル先生を連れて前線までやって来たらしい。
 
 ゆりかごに残った面々の救出に向かうとの事でFW陣。皆で乗り込むことになったんだけど……。

 煌だけは適当な瓦礫を背に座ったまま、疲れたからって拒否。確かに凄くぼろぼろだったけど、それでも……。

「響なら大丈夫だろ、意識取り戻したんだろ? なら行ってやれって、俺は後で良いから。疲れたから寝る」

 そう言って本当に眠りだしちゃった。

 仕方ない……わけではないけど、地上部隊の方に彼の回収も依頼してから、私達はヘリへと乗った。

 そして―――

『おう、間もなくゆりかごが見えるが……その前に2人回収してくれって頼まれた。後ろ開けっからしっかり捕まっとけよ!』

 ヴァイス陸曹の声と共にハッチが開いて。外から二人が入ってきた。その人物を見て……。

「あら、皆無事で何より」

「……ぅ」

 時雨と紗雪が入ってきた。時雨は普通に私達を見て、普通に挨拶。紗雪はと言うと、私の顔を見て気まずそうに視線を逸した。
 そういえば、襲撃の日から倒されてずっと会話してなかったもんね。

「ギンガ……その」

「そこから先は私の方だよ。あの時、私はあなたに頼まれたのに追いきれなかった。打ちのめされ意識を奪わ
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