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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第73話 Rebooting Time 3 minutes.
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――
スカリエッティ死んでねあれ?
なんか二本のザンバーから高出力斬撃を放出って、明らかにあれ死んだでしょうよ……だって、なんか床えぐって、壁に穴開けて外丸見えっすよ?
ここゆりかご内部だぜ?
あ、なんか瓦礫の中にボロ雑巾チックになった何かが居るわ。うん、生きてるな。
……なのはさんといい、フェイトといい。何でこうも……AMF濃度が濃いのにあんなもん撃てるんだろうか? 怖いわー。
「さて、どうだ震離?」
「もうちょっと。同時に地上に居るガジェットも止められないか見てるから。もうちょっと……ってか響? 何で歩伏前進で来たの? 思わず一瞬見ちゃったじゃん」
「……気にすんな」
震離の側の瓦礫に背を預けつつ、その近くに倒れてた女性を一応縛っておく。俺の方はさっきの戦闘で完全に足を潰した。身体強化とかで無理やり立てるけど、もう戦闘は厳しいなこりゃ
しかし、完全に逆だったかもしれんなー。
スカリエッティ相手なら俺普通にここまでならなかったし。フェイトなら、ライザ・ジャイブといい勝負してただろうし、俺みたいな血戦にはならなかっただろうが……。
まぁ、後の祭りだな。
それよりも、だ。目の前の震離の後ろ姿を見て改めて実感する。何時もの震離の姿ではなく、幼き頃の震離の姿。そして、震離と共闘した時、間違いなく震離は死んでた。魔力刃にて腹部を貫かれ爆発。完全に即死コースだったにも関わらず……。
「まぁ、こんなんになっても変わんないし、幼い姿になったのは私がまだ未熟なだけだし」
「……未熟ったってお前」
「キュオンさんなんか、死んだら即復活可能。しかも着てた服まで復元させてたもん。私はああなるまで、まだまだ掛かる」
他愛もないように話す。だけどそこに有るのは……。
「……何を気にしてんのか知らんけど。お前がどうなろうが、俺
達
(
・
)
は歓迎するよ。何時でも待ってるからよ」
顔はあわせてない。いや、きっと合わせられないんだろう。不意にあの子の背中が震えたと思えば。
「……うん。必ず。必ず戻るから。出来たよ響」
震離がそこを退くと、モニターには今地上で戦ってる皆の映像が映し出されていた。
「誰かと通信取れるかな?」
「あー……多分」
モニターと共に制御コンソールがこちらに回ってきたので、操作すると共に声を整えて。
「こちら響より、ナンバーズと戦ってる皆へ。暴走は既に解除。後はノックダウンさせるだけだ。繰り返す。後は倒すだけ。こちらももう間もなく終わるから……だから、皆、また会おう」
『こちらチンクだ』
……お!?
「よぉチンク」
『響、礼を―――』
「いいよ。それは此方のセリフだ。ありがと
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