暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第73話 Rebooting Time 3 minutes.
[4/18]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
は今こうおっしゃいました。自分に逆らわないように教え込み、戦わせている。そう言いました。
しかし、貴方はそれを施していないと私は考えます」
「は、何を馬鹿な。私が創り出した生体兵器達は私の言う通りに―――」
「ならばなぜ、ギンガ様を……貴方達の言葉を借りるならば、タイプ・ファーストを捕獲する時、こちらに来るようにと勧告したのですか?」
「……」
ゾクリと、背筋が凍る。スカリエッティは嘲笑うかのような笑みを浮かべているにも関わらず、その目には怒りが……いや、憤怒とも取れるほどの感情が宿っているようにも思える。
「ドクタースカリエッティ。私にはわからないのです。
この体に意識を載せ替えても、私にはわからないのです。
あの時の私は主が連れ去られるのを、為す術もなく叩き伏せられたのを眺めるだけだった。後は息の根を止める時に、それを防ぎ、救ったのが同じナンバーズだったということを。だから私は―――」
「黙れ」
底冷えする声を発したと同時に。
『Oval Protection.』
バルディッシュが護ってくれる。周囲に赤いワイヤーが現れ、バリアを締め上げる。
「……フェイト様、差し出がましい事をお許し下さい。確かに似ていると思いました。ですが、決定的に違うのが、フェイト様は―――」
「大丈夫。教えてもらったから―――」
以前の私は間違いを犯すことに怯えて、紡いだ絆が途切れるんじゃないかって震えて、怖がってた。
だけど、リンディ母さんに会いに言った時に教えてもらったんだ。
エリオが、キャロがこの道を選んだのは私のせいだと思ってた。だけどそれは違うんだと!
「花霞、もう一度力を貸して?」
「えぇ、勿論ですとも」
もう一度彼女を私の中へ、ユニゾンを行って。
『Get Set』
「オーバードライブ。真・ソニックフォーム」
『Sonic Drive&Riot Zanber Dual.』
バルディッシュを右手に、花霞を左手に。AMF状況下ではありえない程の、魔力の奔流。花霞という存在がなければ維持すら出来ないこの形態。
正直な所、デュアルと聞いた時、何だろう知らないと思ってしまったし、実際に手にして驚いた。
右手のバルディッシュは、ライオットを連結させた大剣の形態。そして、左手の花霞は持ち手こそ、柄だけど……切先はライオットと同等の大剣の魔力刃。
だけど、コレならば……圧倒出来る!
――side響――
僅かに上を征かれる。技術は拮抗……否、俺に利がある。きっと空中戦をしていたら勝てなかっただろうが、室内の地上戦のお陰で勝負になっている。
だが、速度では僅かにあちらが上……と言うよ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ