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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第73話 Rebooting Time 3 minutes.
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う。あの時助けてくれて」
チンクが言いきるより先に伝える。あの時、完全に意識を落としたわけじゃなかった。だからチンクが救ってくれたことをしっかりと覚えてる。まぁ、その後意識落として気がついたらフェイトと戦ってたんだけどね。
『だが』
「それよりも妹を助けることに集中しな。此方はいいから」
『……わかった、またな』
「あぁ、またな」
チンクとの通信を切って、軽く深呼吸。いやぁ驚いた。
「響!」
不意に声が聞こえて顔をあげると。
「おつかれフェイト」
「うん、響もね」
そこにはいつもの防護服を纏ったフェイト居た。視線を落とすと、遠くにはバインドで縛られたスカリエッティが居たのを確認。そのまますぐにコンソールをフェイトに渡す。一瞬わからないといった顔をしてるので。
「それでゆりかごの中、外と話せますよ」
「あ……なるほど。あれ、この反応って」
「うん?」
俺にも見えるようにモニターを展開してくれる。そこに映るのは、この部屋を目指して飛んでくる反応が3つ……いや、5つ映ってるように見えるけどなんぞコレ。しかももうそこまで来てるし。
「あ、なのは達はもう間もなく外に出るみたいだよ」
「そりゃ良かった」
違うモニターには丁度なのはさんがゆりかごの外へ出ようとしている映像が流てくる。しかもよくよく見ると、ディエチが側に付いてて、縛られた4番をガジェットに乗せて移動してる。
という事は……。こちらに向ってるのはセインかな? だけど5つって……。
「フェイトちゃん、響! 無事!?」
「はやてさん!?」「はやて!」
思わずフェイトと声が被る。というか……。
「え、表の指揮は誰が!?」
「航空部隊の隊長さんが変わってくれたんや……って、もう終わった感じ?」
「え、まぁ、はい」
あ、すげぇ悲しい顔してる。それにしても向ってた反応は5つなのに、ここに居るのははやてさん1人。後の4つは……。
「花霞ー無事ですか?」
「リイン先輩ー」
……あぁ、リインさんか。うわぁ、なんか小さいの二人向こうで抱き合ってるし仲いいわー。
「セイーン入ってきてええでー」
「ほんとー?」
扉の奥からひょっこりとセインがゆっくりと入ってくる。しかも後ろにはガジェットU型が二機ついてきてるのが……めっちゃシュールだなぁと。
「……よう話は見えへんけど。フェイトちゃんと響、花霞がここに居て、容疑者3人なら何とか連れて帰れるなー」
……は?
すぐに周辺を見渡す。俺が戦ってた場所ではライザ・ジャイブが倒れたままで、スカリエッティも捕縛されたまま意識を失ってる。
だが……。
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