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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第十一話 磁界
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ので上手く使えば弾を遮断出来そうだ。

雷撃鱗を展開してリニアリフトを引き寄せて弾を遮断するとそのまま進むが、コンベアが流れて複数の砲台が設置されている場所に出る。

『何だこりゃ、まるでパズルだな…パズルタイムの始まりってか?』

「…?」

コンベアに流されながらも雷撃鱗を展開してリニアシフトで弾を遮断して先に進み、壁のトゲに気を付けながら移動する。

『それにしても大層な警備だな』

「皇神はこの国の政界にすら影響を及ぼす大企業。その機密データを保管するこの場所は何としても死守したいんだろうね」

その後もリニアリフトを雷撃鱗で動かしながら先に進み、再び電磁場の出ているエリアに出る。

『しかし…データバンクだっつうのにこんなに電磁場バリバリでいいのかねぇ』

「…?どういう意味?」

『…ああ、お前は分かんねぇか…昔の記録媒体ってのは、磁力に弱かったんだよ。レトロコレクターな俺としては、こんな場所にデータを保存していると思うと…つい、な…』

「ジーノは何歳なのさ…」

『お前ら兄弟の2個上…もぎたてフレッシュな16歳に決まってんだろ?』

「もぎ…?」

『もぐもぐ!』

ジーノの謎の発言に首を傾げるGVだが、取り敢えず先に進んでゲートモノリスを発見した。

『ゲートモノリスだ!とっとと破壊しちまおうぜ』

早速ゲートモノリスを破壊して先に進むとメインサーバーのある場所に出た。

『メインサーバーのある部屋はその先だ!ひと暴れ頼むぜ!』

先に進むと、そこには大柄な青年が立っていた。

「貴殿が雷霆兄弟の片割れ…ガンヴォルトか」

「お前は…」

「小生は“磁界拳”のカレラ、この施設を託されし守人で候。小生は任務だの正義だの…御託を並べるつもりはござらん…。ただ、強者と名高き貴殿達との戦い…心待ちにしていた…」

カレラは宝剣による変身現象を発動させると戦闘形態となって構えた。

「さあ、参られいっ!!貴殿の雷、我が磁力の拳で捻り潰さんっ!!」

カレラは開幕で磁力を利用した体当たりを仕掛けてきた。

GVはダッシュジャンプで体当たりをかわすと避雷針をカレラに撃ち込んで雷撃を流し込む。

『何だぁ?戦闘狂か…?パンテーラに続いてまた濃いのが出てきたもんだな』

「付き合うつもりはないが…抵抗するというのなら僕は手加減しない…!」

少しでもダメージを稼ごうと雷撃鱗を展開しながら避雷針を連射してカレラに当てていく。

しかし、殺傷力が低いとは言え、避雷針の連射と雷撃をまともに受けているのにも関わらずにカレラは平然と拳を振るってくる。

「元より手加減無用っ!!本気の貴殿と戦えぬのでは武人として、何の意義もござらん!!“蒼き雷霆”
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