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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第十一話 磁界
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「なるほどね…」

GVにはライトニングスフィアとヴォルティックチェーンと言う広範囲への攻撃が可能なSPスキルがあるので確かに適任と言えよう。

『破壊ならソウの方が良いんだけどよ、あいつは目立ちやすいからな。』

更に奥に進むと足場が収納され、壁にトゲが張り巡らされた場所に出た。

「ここも雷撃鱗を使えば足場を引き寄せられるみたいだな…」

『トゲには気を付けろよ!ま、カゲロウのおかげでそこら辺は大丈夫だろうけどよ。昔なら即死だったけどな』

「即死…?何のこと?」

『昔はそういうのもあったんだよ』

遠方に見える膨大な数のデータサーバー。

このサーバーには世界中に点在する皇神関連の施設から…能力者の研究データを始めとする様々なデータが集められているらしい。

その中には、GVとソウ、シアンのデータもあるのかもしれない。

…皇神の実験体として造りだされた過去。

その臨床データから、新たな被害者を生むようなことなど…あってはならない。

悲しみの連鎖は…断ち切ってみせるとGVは決意を新たにする。

『…やる気はいいが、あんま気負いすぎんなよ、GV』

「分かっているよ…」

雷撃鱗でリニアリフトを引き寄せながら先に進むと、コンベアが流れている通路を駆ける。

そして奥の部屋に入るとセキュリティシステムが作動して閉じ込められる。

「…閉じ込められたか」

『GV、天井を目指しな。怖らく警報装置(サイレン)があるはずだぜ。そいつを壊せばシャッターのロックが解除されるはずだ』

ジーノの指示通りに天井を目指し、途中の機雷を破壊しながら警報装置に避雷針を撃ち込んで雷撃を流し込んで破壊する。

警報装置が破壊されたことでシャッターのロックは解除され、先に進めるようになり、部屋を出るとゲートモノリスを発見した。

『無事、脱出出来たようだな。ゲートモノリスを破壊して先に進もうぜ!』

ゲートモノリスに避雷針を撃ち込み、雷撃を流し込んで破壊すると先に進むと天井から凄まじい電磁場が出ているエリアに出た。

『おっとGV、天井からもの凄ぇ磁力場が出てるぜ』

「雷撃鱗を使うと…天井に引き寄せられるようだね」

『その仕掛けを利用して先に進めねぇか? マグネットパワー!ってな』

雷撃鱗を展開して、トゲに触れないように先に進むとコンベアが流れている場所に着地する。

『この下もトゲになってるみてぇだな。落ちないよう慎重に行こうぜ』

雷撃鱗を展開して浮上すると、宝石を発見して回収し、トゲ地帯に落ちないように進むと固定砲台のある場所に差し掛かる。

『おっと…こりゃまた厄介な防衛装置だな。」

このリニアリフトも雷撃鱗で引き寄せられるような
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