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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第72話 Stronger Than You.
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長さを持った……。
「ナイス。震離」
「ニッ!」
つい先程、絶命させたはずの人物が幼くなってそこにいる事実に、老婆とスカリエッティの顔が青くなり、震離の元へ駆け出そうとするけど。
「フェイト、ここで決着を!」
「勿論!」
その移動を阻害するように、俺は老婆の、フェイトはスカリエッティの前へ。
「震離。地上で暴走させられてる子達を止められないか見てくれる?」
「了解。多分コレかなーっていう、何か変なプログラム走ってるけど、多分止められる。平気だよー。でも、その前に調べたいことがあるから」
背を向けてるから顔を見ることは出来ない。だけど、それでもだ。きっと彼女は笑っているのだろう。かつて見たあの笑顔のままで。
「……そうか、やっぱりか。響、今からそのプログラム解除するよ。だから足止めお願いね?」
「おうさ」
今一度、老婆を見据える。その顔は怒りで染まっている。だが。
「無駄だ! ゆりかごの雷はもう間もなく放たれる! ここからでは解除出来ないのさ!」
歓喜の声という表現が似合う程の、嬉しそうな声でスカリエッティが叫ぶ。聞きなれない単語に首を傾げるが、おそらく良いものではない。
「知ってるわそんなもん。それでも可能性があると信じてここに来た。結果は散々だったけどねー」
背後からの震離の言葉を聞きながら、ガクンと突然の地響きに驚く。その隙を逃さず老婆がこちらに射撃したと思いきや。
「死ね」
まじかよ。と思うのが半分、やっぱりと思いながら、老婆の斬撃を受け止め弾き、弾丸を落とす。
コイツの機動術の正体がわかったのだから。
『もう、いい。二人仲良く消滅すればいい!!』
突然の怒号にまた驚く。部屋の中央に浮かべられたモニターからのヌルの叫び。そう言えば、あの2人痴話喧嘩してて動き止まってたんだっけか。
瞬間、ゆりかごの上空に強大な魔力を感じる。あれ、やばくね? 2人の方向……いや、あんなもん撃たれた日には。
「震離! あれ、ここから止められない?! あと、どこに向けられてんの!?」
老婆の攻撃を捌きつつ、叫ぶ。場所によってはあれは……何人。何万死ぬか、想定出来ない。
「止められないし、あの2人を狙って……いや、これはゆりかごの向いてる方向。首都クラナガン。正確には地上本部周辺コースだね」
血の気が引いた。それに合わせるかのように老婆が笑う。
それをしってかしらずか、震離は言葉を続ける。
「厄介なのが、聖王が撃つって宣言したから止められない。だけど、動力炉は破壊されてるから、今は一発しか撃てない。でもリチャージすれば撃てるし、月の魔力を受ければこれ以上で撃てるかも知れない」
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