蒼紅：第七話 彩花
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トを撃ち込み、ＧＶは避雷針を雌しべに３発当てると雷撃を流し込み、ソウはチャージショットからのショット連射の雷撃を撃ち続けた。
同時攻撃によってあっという間に耐久限界を迎えたＶｉＶｉｄは爆発を起こした。
｢これ植物なのに何で爆発するんだろう…？｣
｢こんな怪物花に常識を当て嵌めようとしても無駄だと思うがな。こいつは薬品の原料でもあるし、液体には引火性があるんだろう…そしてこいつの大量の花粉が俺達の雷撃によって粉塵爆発を起こしたんだろうな｣
｢なるほどね｣
ＧＶの些細な疑問に呆れながら答えるソウ。
『お疲れ様、２人共。後はその施設から脱出するだけね』
｢…来た道のシャッターが閉まっている…奥へ進みます……それにまだやらなくてはならないことがありますから｣
『え？どういうこと？』
｢とにかく奥に進んでみます｣
『…？分かったわ』
奥に進むとゲートモノリスが道を塞いでいる。
｢よし、ゲートモノリスを破壊して先に進むぞ｣
ソウがチャージセイバーでゲートモノリスを破壊して奥に進むと、テーラに依頼されたストラトスの撃破の為に捜索するが、ＶｉＶｉｄが撃破された事で２人は見つかり、大量の皇神兵を相手にすることとなった。
｢ＶｉＶｉｄがやられた！侵入者を捕らえるんだ！！｣
｢ふん、また雑魚が現れたか｣
｢何時ものこととは言え、骨が折れそうだ…｣
ストラトスと戦うために出来るだけ消耗を抑えたいが無視出来る数ではないので、敵を蹴散らしながら先に進んでいると突然羽虫のようなエネルギー体が襲い掛かって来た。
咄嗟に雷撃鱗で羽虫を弾くソウとＧＶだが、カゲロウや雷撃鱗のような特殊な防御手段を持たない皇神兵やメカ達は瞬く間に衣服すら残さず羽虫に飲まれて消えてしまった。
｢カゲロウがあるとは言え、テーラから宝剣の能力者の触れた物体を分解・吸収すると言う能力を聞いていなければ喰らっていたかもしれんな…しかも無機物(メカ)までやるとは…見境なしか…｣
｢と言うことは、テーラから聞いた宝剣の能力者が近くにいるんだろうね…想像以上の危険な能力だ。何時、羽虫が飛んでくるか分からない。急ごう兄さん｣
最上位の第七波動の能力者である２人でさえ恐ろしさを感じさせる翅蟲の能力。
このまま放置していると恐ろしいことになるのは火を見るより明らかだ。
飛んでいった羽虫を追い掛け、研究所内に皇神兵達の悲鳴が響き渡る中、ゲートモノリスを破壊しても２人は更に奥に進むとそこには度重なる薬物実験によって廃人に堕とされた宝剣の能力者、ストラトスらしき人物がいた。
｢何だぁ…いい匂いが…するなぁ…あんたらから…漂ってくる…匂い…これはぁ…クヒヒヒヒッ！！！｣
｢(この人がテーラの言っ
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