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ある晴れた日に
80部分:優しい魂よその十五
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か?」
「そうだよ、それだよ」
 こう皆に言うのだった。
「少し行って来るな」
「そうか。それじゃあな」
「すぐ帰れよ」
「わかってるさ」
 皆に返す言葉は少し苦笑いになっていた。
「別に何処かに行くこともないしな」
「女子のテントに潜り込むとかはしねえのかよ」
「馬鹿、そんなことするか」
 こう佐々に返す。
「そもそも誰にそんなことするんだよ」
「まあそうだよな」
「それにクラスの女子全員一つのテントか」
「俺達と同じだからな」
 見れば随分と大きいテントである。確かに全員入られるものだった。
「それはそれでやらしいけれどな」
「そういえばよ。少年と中森」
「ああ、あの二人か」
「やばい位に仲良くねえか?」
 誰かが言い出してきた。

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