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ある晴れた日に
79部分:優しい魂よその十四
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あとにかく」
「そうだよな。そろそろ先生の目がきつくなってきたな」
 三人は江夏先生を横目で見つつ話す。
「真面目に終わらせるか」
「早いところな」
「そうした方がいいわよ」 
 江夏先生の方からも言ってきた。
「それはね。それじゃあ」
「はい。わかってますって」
「掃除を早いところ終わらせてね」
「後はまあ寝るだけか」
 そんな話をしながらまた掃除に戻る。掃除はすぐに終わり一同それぞれのテントの中に入った。テントの中では毛布に身体を包んで話をしていた。
「まだ春なのに寒いね」
「そうだね」
 竹山が桐生の言葉に頷く。
「山の方はね。夜になるとまだそうみたいだよ」
「毛布もう一枚被ろうかな」
 そう言って毛布をもう一枚被る桐生だった。
「よし、これで大丈夫だよ」
「しっかし。ロッジじゃねえのかよ」
「マジでテントなんて思わなかったぜ」
 野茂と坂上も言う。
「何かよ、これって」
「自衛隊かよ」
 坂上はここで自衛隊を話にだしてきた。やはり彼も毛布で身体を包んでいる。

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