第二十七話「来禅高校修学旅行・Z」
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果てには大尉は両手でブレードを掴みそのまま握力のみで破壊してしまう。これにはさすがのエレンも驚きを隠せず刀身がなくなったブレードを見て呆然としている。
「…」
「ぐっ、ああっ!!」
そんな分かりやすい隙に大尉は渾身の蹴りを放ちエレンの鳩尾に叩きつけた。意識外からの奇襲を受けたエレンは耐えきれるはずもなく少し離れた所まで吹き飛ばされた。
そして周囲を囲んでいたバンダースナッチは既に破壊されつくしており周辺に残骸が転がっている状態であった。
陸の上における三つ巴の戦いを制したのは大尉であった。そして大尉は蹲る士道の元に歩いていく。
「シド―!」
未だダメージが抜けきらない十香は体勢を崩し地面に倒れながらも士道の元へ向かおうと手を伸ばす。しかし、その手は全く届かず宙を切るのみだった。
そして、大尉の手が士道の頭を掴もうとした時、
大尉の腕が宙を飛んだ。
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