子供に好かれるのは良い事だ
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める気満々で広め、城下の子供達も閣下の事が好きですから」
くっ……こんな歌でも『好き』と言われて歌われてると思うと、悪い気がしないのは何故だ!?
「メイド等に伝えておきますね」
「何だ、この歌を歌うの禁止って今更か?」
ジョディーの発言に少しビックリしながら問い返した。
「違います。『もう閣下が歌の事知っちゃったから、閣下の前で歌うの解禁』ってです」
「あぁなるほど! 取り返しの付かなくなるまで広がるのを待っていたんですね、メイドさん達は(笑)」
「最悪だ! お前等もあのオッサンも最悪だ!!」
数日後……
城内では誰も憚る事無く、あの歌が歌われる様になった。
しかも俺のオフィスの人間もだ!
頭にくるのは一番近場に居るユニさんが、仕事で分からない事があるとこの歌のサビ部分を歌いながら近付いてくる事だ。その都度オフィス内で『クスクス』と笑い声が聞こえる。
追伸……
マリーがこの歌を聴いて『何故私の歌は受け入れられないの!?』と嘆いていた。
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