暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第68話 不屈のエースと呼ばれる所以
[6/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
た聖王の戦闘技術も取り込んで。いよいよ持ってもう片方が面倒な事になるけど?」
「だからわざわざここに来て、王室の防御を抜ける用意してんだろうが。全盛期ならいざしらず、色々落ち込んでる今の俺達では正直骨が折れるとかいう話じゃないだろう」
いやー、全然何の話かわかりたくないなぁ。ここ、コントロールルームだとは思うけど。普通は玉座と王室に機能を集めて起きそうだけど……。二人の操作の具合から、ある程度ここからいじれるって言うことを考えると、この部屋は最終的なサブコントロールルームなのかな?
そう考えると、スカリエッティがここにもガジェットを集中して置いてたっていうのが分かる。
って、何か映像の向こうでなのはさんが、ヴィヴィオをバインドで縛ったと思ったら、変な方向……しかもレイジングハートさんの切先を下に向けて……あ。
そうか、あの操ってるやつ。確か4番の居場所見つけたんだ、流石なのはさん! ……って、違う、そうじゃない。待ってなのはさん、もしかして、もしかして……。
しかも、あ。響達が4番の居る部屋の前に着いちゃったし。
あれこれやばくね?
――side響――
「なんだー響ってば泳げないの?」
「……うるせぇ」
くっそ、大口開けて爆笑してるセインをぶん殴りたいけど、絶対その程度じゃやめないだろうから、ここはぐっと我慢。それよりも、体が強張ってしまって動きにくい。ディエチは何かセインの後ろでオロオロしてるし。
セインのISの効果によって、壁の中を通過してきたわけなんだけど。まるっきり水の中にいるみたいで凄く嫌でした。
こうして考えると俺ってば魔力でディスアド持ってる上に弱点多すぎだろうに。ハサミが顔のそばに来たら、動悸がすごくて、耳元でハサミの斬る音なんて聞いたら落ちるし。流石に戦闘中は耐えるけど、かなり気分悪くなるし。そして、水中は死ぬほど苦手だし。別に顔くらいは洗えますよ。当然だ。
風呂桶に顔着けるのは苦手だけどな!!
「……あの、響? 目が死んでる、平気?」
「あ、うん。キニシナーイキニシナーイ……うん」
凄く申し訳なさそうに、ディエチが気を使ってくれたのかそっと、裾を掴んでくれた。何というか癒やされるわって。
あそこで未だに爆笑してるやつとは大違いだ、と言うか。姉と妹絶対逆だろ、この子のが姉だろ絶対。そういや、潜る前に何か聞こうと思ってたけどなんだったかな? 覚えてないわー。
さてと。空気を切り替えて、暁鐘と晩鐘を腰に差して戦闘態勢を取る。
「よし、今から行ってくる。セインとディエチはちゃんと隠れているように」
「うん、クア姉をお願い」
「分かった、お願いね?」
寂しそうな顔をする二人を見て、軽くため息。お
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ